日米首脳会談の内幕
石破茂首相が今さら分かった 天敵「安倍晋三」の価値
週刊新潮 2025年2月20日号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/02/13 |
---|---|
JANコード | 4910203130250 |
定価 | 510円(税込) |
石破茂首相が今さら分かった 天敵「安倍晋三」の価値
▼「小さな首相」と呼ばれる凄腕通訳
▼トランプを喜ばせた「バンカー事件」
▼共同記者会見後の大統領の行動を見れば……
1からわかる 「白内障」手術体験記
▼事前に見せられた「説明DVD」の恐怖
▼術後に見える「景色」と「面倒なこと」
作家 松田美智子
金正恩肝いりの戦争映画『72時間』を読み解く
ヘルペスウイルスが原因でアルツハイマー認知症になるか
NHKスクープの真相は闇に葬られる
▼センバツ出場「エナジックスポーツ高等学院」の背後にマルチ商法
▼ホンダと“世紀の破談”で日産を待つ4つのシナリオ
▼「私、感じがいいから」 夫が自殺した小島瑠璃子の「天国と地獄」
▼知人は見た! 宝塚市に254億円ポンと寄付した老夫婦の素顔
▼齋藤兵庫県知事にトドメを刺す「美人社長」の“秘密のスマホ”
▼日銀に「アイドル風」女性
▼バナナ燃やせば役に立つ
▼二刀流に“三木谷の一声”
▼「無名俳優」が大河準主役 ほか
CM激減でも“株価爆上がり”の怪現象
小室佳代さんが自叙伝で拘った“アピールポイント”
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/林 寛子
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 泉谷しげる シンガーソングライター・俳優
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/蓮見圭一
▼Bookwormの読書万巻/仲野 徹
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
日米首脳会談の内幕
石破茂首相が今さら分かった 天敵「安倍晋三」の価値
運命の巡り合わせは皮肉なものだ。今月7日に行われた、ドナルド・トランプ大統領(78)と石破茂首相(68)による初の日米首脳会談。準備万端でその場に臨み、波乱なく終えられたのは首相の“天敵”だった故・安倍晋三元首相の「遺産」のおかげだというのだから。
発症率は60代で66~83%、80代で100%
1からわかる「白内障」手術体験記
「そのうち」「いつか」「まだ大丈夫」……。人間は惰性の生き物である。何かと先送りしてしまいがちだが、いずれ誰にでも訪れる“目の病”に果たしてどう対処すべきなのか。作家の松田美智子氏が、今年に入って自ら体験した白内障の手術の「全貌」をレポートする。
コロナ給付金“詐欺”で逮捕された「中国人元外交官」ウラの顔
コロナ禍のどさくさで給付金を騙し取る。発覚が後を絶たない詐欺事件で今回逮捕されたのは、異色の経歴を持つ中国人男性だった。中国大使館の元外交官でありながら、政財界の要人が通う高級中華料理店を経営するこの男。捜査当局が注目する“ウラの顔”とは。
【フジ・メディアHD】
CM激減でも“株価爆上がり”の怪現象
「山高ければ谷深し」とは相場の格言だが、逆もまたしかりということか。今や誰の目にも凋落が明らかなフジテレビ、その親会社であるフジ・メディアHDの株価が急騰しているのだ。社員も首をかしげる“逆転現象”の裏にある、投資家たちの思惑とは。
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。