「安倍派潰し」では消えない「闇」
特捜部が狙う 自民党都連“裏金疑惑”
週刊新潮 2024年10月17日号
(木曜日発売)
発売日 | 2024/10/10 |
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JANコード | 4910203131042 |
定価 | 490円(税込) |
特捜部が狙う 自民党都連“裏金疑惑”
金満「NHK」にこれだけの疑問
▼無用のバラエティを量産
▼まだ下げられるテレビ受信料
▼AM放送削減はなぜ問題か
石破首相の言行不一致が見苦しい
「ガレ」「ドーム」「草間彌生」 “アート投資”という選択肢
▼爆撃されてもベイルートから脱出しない日本人音楽家の告白
▼松田聖子のディナーショーにインバウンドの影響がじわり
▼伊藤健太郎 事務所移籍トラブルの原因は「ステージママ」
▼日銀「リフレ派残党」の乱
▼お寺から盗んだ合計1億円
▼「菅野」35歳でメジャーに?
▼園児か小2が「助演女優賞」 ほか
「ニュース&情報番組」戦争でキャスターに明暗
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
インテリジェンス『孫子』入門 不敗の哲学/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/細田眞由美
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中辰巳
全知全脳/池谷裕二
歴史のしっぽ 古都の歩き方/澤田瞳子
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 藤崎 忍 ドムドムフードサービス社長
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚
▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/増田晶文
▼Bookwormの読書万巻/尾木直樹
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
「安倍派潰し」では消えない「闇」
特捜部が狙う 自民党都連“裏金疑惑”
「君子豹変す」とは元来「優れた人間は過ちを直ちに改める」という肯定的な意味合いで使われていたが、昨今は「主義主張を捨てる」と悪く取られる向きがある。石破茂首相(67)の豹変ぶりはまさに後者。その背景には、最強の捜査機関の影がちらつくというのだ。
ネット受信料「月1100円」
金満「NHK」にこれだけの疑問
放送番組のネット配信が「必須業務」となったNHKでは、来年度後半をめどに同サービスを始める準備が進んでいる。先頃、そのネット受信料が地上契約と同額の月額1100円に設定されると発表されたのだが、当の局内では驚くべき“蓄財”がなされており……。
遺産相続で“禁断の掟破り”
石破首相の言行不一致が見苦しい
誠実な印象で支持を集めてきた石破茂首相(67)に、ほころびが生じ始めている。はたして政治家として世間の期待に応えることができる人物なのか。改めて検証すべく、その原点をたどると、石破家を巡る“ルールを守らない”遺産相続の問題があって……。
「頻尿の悩み」に効くセルフケア
自分の「おしっこ」は正常なのか――。「一日の回数は?」「1回当たりの量は?」「かかる時間は?」。誰かと比べる機会もなければ、おいそれと他人に相談できる話でもない。そんな極めてプライベートな“尿の悩み”について、泌尿器科医の高橋悟氏が解説する。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。