石破茂が頼る鉄オタ仲間「前原誠司」
それでも「連立相手にならない」
週刊新潮 2025年1月16日迎春増大号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/01/08 |
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JANコード | 4910203130151 |
定価 | 特別定価550円(税込) |
▼齋藤元彦知事も顧問弁護士も強気 “今さら百条委員会”が虚し過ぎる
▼紅白歌合戦 一人勝ちB'zと中森明菜「幻の収録出演計画」
▼ホラン千秋 突然の「Nスタ」卒業発表で「次の仕事」にライバル多数
▼韓国・尹大統領“籠城抗戦”を応援した「YouTuber親衛隊」の素性
▼USスチール買収破談 日本製鉄は900億円払って手を引いた方がいい
▼中居正広9000万円スキャンダルで「フジ女性幹部」が対応を誤った
▼箱根駅伝連覇 青学「原晋監督」がやり残したことに冷ややかな視線が
▼赤坂宿舎入居に同僚は唖然 「河村たかし」は18年前の言動を謝罪せよ
▼浅草・親族4人殺害「細谷健一」が留置所で筋トレ“60キロダイエット”
▼災難続き「生稲晃子」外務政務官を支える61歳「イケイケ夫」
▼相撲界に流れる宮城野部屋復活説 根拠は「ムック本」と「照ノ富士」
▼兵庫県知事選は「劇場型推し活」
▼テレビ・新聞の文法が通じなくなっている
▼賢者が教える騙されないための唯一の方法
「再生医療」の落とし穴
「おふたりさま」夫婦の「老後問題」対策術
▼ホンダ・日産統合で消える車
▼日経新聞イチ押しのガン治療法
▼「佐々木朗希」去るロッテに福
▼「帝国劇場」「国立劇場」の明暗 ほか
ジョン・ボルトン独占インタビュー 「トランプ2・0」で世界はこう変わる
▼“確認が得られない”軍艦島映像をタレ流した罪
▼「林田理沙アナ」元日ウィーン中継の舞台裏
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/山形由美
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 大林素子 スポーツキャスター・女優
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/牧村 僚
▼Bookwormの読書万巻/堀川惠子
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
石破茂が頼る鉄オタ仲間「前原誠司」
それでも「連立相手にならない」
夏に控える参院選を終えると、11月で自民党は結党70年の節目を迎える。それまでに石破政権は、そして与野党の勢力図はどうなっているのだろう。“一寸先は闇”の政界トンネルを地で行く石破茂首相(67)が明かしたのが「大連立構想」だ。相手として思い描くのは、固い“鉄の絆”で結ばれたオタク仲間。無事に出発進行となりますやら。
選挙を破壊する「暴走SNS」の研究
「暴走SNS」によって破壊された選挙。昨年11月、齋藤元彦知事(47)が再選された兵庫県知事選挙を一言で評するとそうなる。異例の事態と熱狂の正体は何だったのか。我々はそれにどう対峙すれば良いのか。今年の参院選への影響は──8人の賢者が読み解く。
早めに取り組むべき
「おふたりさま」夫婦の「老後問題」対策術
妻がいるから大丈夫、夫と添い遂げるつもりなので安心。心強い生涯のパートナーがいるとつい頼りがちになるが、思いもよらぬ落とし穴が……。子どものいない夫婦である「おふたりさま」。そこに待ち受けている知られざる「老後問題」について専門家が一挙解説。
「みなさまのNHK」に3つの異変
悲願だった放送番組のネット配信開始を来年度に控えるNHKで、異常事態である。そのグランドデザインを描いた実力者が懲戒処分を受けたのだ。長崎県の軍艦島を巡る映像誤用問題から元日の音楽番組まで、年末年始「みなさまのNHK」で起きた異変をお伝えする。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。