包容力なき雄弁家
「石破茂」研究
週刊新潮 2024年10月10日号
(木曜日発売)
発売日 | 2024/10/03 |
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JANコード | 4910203121043 |
定価 | 490円(税込) |
「石破茂」研究
▼「父親コンプレックス」の悩み
▼弱点は参謀役不在
▼中2の時に友人が離れた理由
▼元側近が語る「派閥空中分解」の悲哀
◆永田町が注目 石破を支える首相秘書官の「美貌」と「美声」
◆小泉進次郎は総裁選に敗れた後も“スター気取り”だった
◆麻生太郎が自民党最高顧問を打診され「俺も大勲位と同じか」
埼玉・川口市「クルド人問題」の深層
▼『光る君へ』中宮彰子役 大化けした見上愛で思い出すCM
▼偽装辞任の「元NHK理事」が局のカネで企んだ“世界一周の旅”
▼中核派全学連 初の女性トップは上皇陛下の“後輩”という衝撃
▼国税庁が相続税裁判で完敗
▼「愛人58人」中共の美人幹部
▼巨人「阿部監督」悪口ノート
▼名跡復活「円楽」自虐のあと ほか
菊池桃子が非礼な振る舞いで恩人「作曲家」から“絶縁宣言”
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
インテリジェンス『孫子』入門 不敗の哲学/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/林家希林
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中辰巳
全知全脳/池谷裕二
歴史のしっぽ 古都の歩き方/澤田瞳子
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 麻木久仁子 タレント
森永康平のビジネスリーダーにドロップキック! 瀬戸 健 RIZAPグループ(株)代表取締役社長
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/花房観音
▼Bookwormの読書万巻/吉田 燈
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
包容力なき雄弁家
「石破茂」研究
「5度目の正直」でついに自民党総裁選に勝利し、頂点まで上り詰めた石破茂新首相(67)。鳥取県知事の息子として幼少期を過ごし、田中角栄元首相の薫陶を受けて政界入り。永田町で嫌われ、立ち上げた派閥が瓦解しても挑戦を諦めなかった「政治家・石破茂」の全て。
大谷翔平&真美子夫人は「悲願のポストシーズン」をどう戦うべきか
9月26日(現地時間)、ロサンゼルス・ドジャースは3年連続の地区優勝を決めた。メジャー7年目の大谷翔平(30)にとって初めてのプレーオフに突入する。レギュラーシーズンとは大いに様相を異にする短期決戦。かつて臨んだ選手らに「戦い方」を聞くと……。
反省なき齋藤元彦前知事「3つの虚言」
兵庫県議会から不信任案を全会一致で可決され、失職、出直し選挙への再出馬を決めた齋藤元彦前知事(46)。9月26日の会見で顔色一つ変えずご自分の主張を淡々と語っていたが、よくよく聞いてみると中身はデタラメばかり。彼が弄する3つの虚言を検証した。
81歳「現役女医」が実践する「私の三大健康法」
いかに長生きするかにとどまらず、いかに“健康的に”長生きするか。これが人生100年時代の肝である。その正解を求めるには、「生きた教材」に学ぶのが一番だ。現役の女医として、81歳の今も医療の現場に立ち続ける「スーパーウーマン」の健康法を紹介する。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。