読者の皆さんからの声

心揺さぶられる、7年ぶりの傑作長編!

いやぁ、山本文緒。この感じ。山本節炸裂!! プロローグとエピローグがまた秀逸で、最後にこういう事か!! という衝撃。山本さんの作品は伏線も多く、でもしっかり伏線回収してくれるので、伏線モノ(?)が大好物な私にはウハウハです。ご馳走様です。本当に、自分もこの物語の中に入り込んでしまうような感覚。それが山本作品なんだなと思います。次の作品も、何年後でもお待ちしてますよーーー!!!

(にな)

 

最終章のラスト2ページで涙腺崩壊しました。小説を読んで久しぶりに声を出して泣きました。明日死んでも百年生きても、貫一と都に出会えて良かった! 読みながら、これはドラマ化より映画化より、ぜひいくえみ綾先生で漫画化がピッタリ! と思いました! 期待しています!

(ちゃま)

 

悩んでもがく主人公を最大限に表現しつつ、自分にも当てはまるようだと読者に思わせるタイトルが秀逸。生々しい現実や見たくない心の奥底をえぐるように突き付けられるところがやみつきになる。山本文緒中毒者は私だけではなくそこかしこにいる。

(美紀)

読後の今、すっきりさっぱりしています。生きてるってこういうことだよね。辛さも大変さも、勿論楽しさも、山本文緒の文章は寄り添ってくれます。都は同族嫌悪なのか、時折嫌いになりそうにもなりましたが……(笑)。兎にも角にも、大満足な1冊になりました。

(ゆきてぃん)

どうして、どうして。やさしく激しく心の底辺から揺すぶられ、感情が行きどころをなくしてしまう。その文章の美しさ。多彩で奥の深い表現力。華麗なミスリードを誘う構成力。読み始めたら、主人公の都が胸に住みついてしまう。エピソードのすべてが、誰にとっても他人事じゃない。意外な展開に何度も息を飲み、やりきれなさに溜息をつき、そして子どものようにわあわあ泣きたくなる。絶対に手にとってほしい。そして、まだ名前のない感情に出会ってほしい。

(柴田瞳)

今より若かった頃、不満だらけの心に山本文緒さんの小説は刺さった。そして今、不満も無いが可能性も無いと自虐的に思う私にこの小説は刺さり、そして慈悲のまなざしで包んでくれた。生きてゆく鈍痛と少しは上手に付き合って行けるかもと読んだ後、そう思った。

(りす)

この小説は私の物語なのか? と思うほどに自分を重ねて読みました。30代、ある程度社会を経験したからこそ迷い躊躇する都の気持ちも、周りの人の気持ちにも共感ばかりです。等身大の出来事と悩みに何度も頷きました。山本先生に全て見透かされたような細やかな心理描写に感服です。ひとつのドラマに自分も流れ乗った気分です。余韻が凄いです! とにかく余韻。暫く浸ってました。

(miu)

また、文緒さんにやられました。余韻がすごい……放心状態です。しばらくは都のことが頭から離れないと思う。いくつもの胸に刺さる言葉。とっても幸せな気持ちです。ありがとうございます。

(Ghana)

よく知っている牛久大仏やあみアウトレット、常磐線、つくば・土浦・水戸の地名等が登場するとなったら読まずにはいられません! 地元がそのまま小説やドラマの舞台になることはあまりないのでとても嬉しかったです。もしかしたら山本文緒先生が現地にいらしたのかもしれないと思うと興奮します。また、貫一が寿司職人だということで、登場した時から某CMの板前役の某俳優さんを連想してしまい、イメージが違うと思いながらも最後まで拭い去ることができませんでした(笑)。

(匿名希望)

なんとなく働いている30代。それは過去の自分もそうだった。うまくいかない言い訳をパートナーのせいにしていた。都と同じ。親のせいにもしていた。自分の過去を投影したような内容に時に息苦しくなったり、都を大丈夫? と心配したり、やはり山本文緒さんの小説は、すごいなと思う。私は生きていてよかったです。この小説を読むことができたから。

(まりにあ)

私はごくごく平凡で退屈な毎日を送っているのですが、タイトルにもある自転と公転の話が心に残りました。貫一のセリフである「だからおれたちはぴったり同じ軌道には一瞬も戻れない」、特にこちらにハッとした思いがします。私は、退屈でありつつこのままの生活でいたい、と思う気持ちがありますが、自分の思惑とは関係なく、いつも自分で動いているし、またどこかに動かされているのだなと思いました。更に、それぞれが自転公転している中で、偶然出会った人やモノたちは本当にご縁のある人だとも思うので、(この本もそうです)大切にしていきたいと感じました。

(アイ)

主人公の都の母、桃枝と同じ更年期症状と戦っている最中にこの本に出会いました。そして、私には年頃の息子が一人おり、まだまだ結婚には至らなそうですが、一人の母親としても、女性としても桃枝や都に共感を覚えるシーンがたくさんありました。完璧な幸せを求めようとするから、苦しくなるんだなと、肩の力が抜けた気分でした。老若男女、迷える現代社会の人々にこんな考え方があるのだと知って欲しいと切に願います。この本は私の宝物です。

(ひぺりかむ)

普段、自分の心の動きにいかに無関心で生きているか。改めて気づかされた。風景の描写、出てくる人物の息づかい、それぞれの毎日。どれも完全な架空の世界なはずなのに、まるでそこにいるような錯覚。いつもの、あのままの山本文緒ワールドをまた思い切り堪能できた。ワタシも、ただ流れていく景色のような人生の中で確かに生きてるんだ、生きてきたんだな、生きていくんだな、きっと。

(いずみ)

私が何歳であっても、主人公が何歳であっても、読めば私がいる、と思えるほどあちこちに共感があります。本当に大好きな作家さん。読めて幸せです。ありがとうございます。

(kazu)

都さんが、自分自身に思えていたのだと読み終わって時間がたってから感じました。心が暖かくなって、生きるっていいな、と感じさせてくれる作品を産み落としてくれた山本文緒先生に、ありがとうと言いたいです。初めて、本に波線ひきましたよ、心ひかれた文章に。

(みほ)

もう最高に良かったです。泣いたり、クスリと笑ったり、イライラしたり、ホッとしたり、こんなに感情豊かになったのは久しぶりです。ページを開くとなぜか、自分が都になってしまいます。読み終わっても、自分に戻るの大変でした。そして、日本の未来にも絶望してしまいました。でも、2050年私はもうおばぁちゃんです。生きてたら。また何度も読み返す事になる作品だと思いました。

(なっぷる)

個人的にはプロローグからいきなりホーチミンが出てきたことが胸熱でした。私事ですが、息子が一昨年よりホーチミンに赴任中で、昨年秋に夫とともに初めて現地を訪ね、私はもうここに暮らしたい! と思うほど好きになった街です。高層ビル、おびただしい数のバイク、クラクション、屋台etc… あの街の喧騒とエネルギーを思い出し、ああまた行きたいなぁ、と思ったり。山本先生、こんな素敵な作品を書いてくださって、本当にありがとうございました。

(Noko)

そよかが放ったセリフ「お洒落な人って狭量な面があると思います」、この言葉が一番印象に残りました! 私も昨年友達に同じようなことを言われてショックを受けたから。都はわたしだ。ずっとそう思って読み進めて、終盤で言われたこのセリフ! 泣きたかったです、自分の情けなさに。自分では料簡があると思っていた都もまた自分に重なりました。息苦しい世の中だけど……小説の中では、物語の中だけでは本音で語れるのでこの作品に出会えて本当に嬉しかったです。

(miu)

あと70ページほどで読み終えてしまいます。終わってしまうからこれ以上読み進みたくないんです(T_T)大好きな文緒さんの新刊、こんなにも文緒ワールド炸裂と思わなかったです。ホント、面白い。大好き。これこれ。これが山本文緒なの! ホントにホントに世界一大好きな小説家さん。とりあえず、続き読みます……。

(くみっきー)

幸せのカタチにこだわると幸せになれない、エピローグの中の都の言葉のように「少しくらい不幸でいい」と思えるようになれたときに人は幸せになれるのだろうと思う。

(みゃ〜ぽん)

数年前、とても大切な人に教えてもらって、山本さんの本を読むようになりました。本作も読み始めたら止まらなくて一気に読んでしまいました。いつも読んでいる最中は辛くて、社会に絶望しながら、それでも何か惹きつけられる文章に触れたくなって、山本さんの本を読むことが多いです。小さい頃に映画で見て印象的だった牛久大仏を観に行きたくなって、ベトナム料理を食べに行きたくなって、お寿司を食べたくなりました。

(りんご)

職場の人間関係でのストレス、親との関係、女友達と比較したり、いろんなストレスを抱えながら生きてる都がリアルで、独身時代に悩んでいたこととも重なりとても共感しました。恋人についても、良い部分、ダメな部分を見て、結婚相手としてこの人で本当に良いのか? って悩んでいる感情は、私もそうでした! 最後は本当に幸せな気持ちになりました。最高すぎました! 山本文緒先生大好きです!! 素敵な小説をありがとうございました(^ ^)大切にまた再読したいと思います☆

(みほ)

都と貫一の行方をハラハラしながら読みました。恋愛はうまくするものじゃない。どれだけ相手に素手で向かっていけるか、なのではと思う。ふたりの関係がメインストーリーではあるが、生きていくことの苦しさ、不甲斐なさ、切なさが詰まっている。幸せとは何か、と考えたことのある人なら共感を覚えるのではないだろうか。

(コジ)

ひとりで抱え込み過ぎてはいけない、誰かを頼ってもいい。都が疲弊してから立ち直るまでの流れは、思わず自分と重ねて読んでしまいました。終盤の「だからさぁ、明日死んでも悔いがないように、百歳まで生きても大丈夫なように、どっちも頑張らないといけないんだよ!」は都と一緒にハッとなりました。つらいことや悩みごとは尽きないですが、自分らしく楽しく過ごしていきたいな〜と活力をもらえる作品でした。あと、恋したいなー。

(もるみんたった)

デビューされたころから読んでますが、こんなにも心に響く小説を書かれる方はそういらっしゃいません。主に30代の女性の話だけど、「なんか今の日本の人生しんどい」というみなさんに読んでほしい。ぜひ、と、アラフィフ独身のわたしは思ったのでした。いろんな人物のいろんな意見に共感しながら、なんかスカッとしました。また次のお話を待っています。

(きり。)

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