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    2021.11.01

    しゃばけ20周年のフィナーレは、文庫でしか読めない新刊が2冊登場!!

    みなさんご無沙汰しております。文庫女中のおしまです。
    今年も早くも10月末、年末も近づいてきましたね。
    年末といえば、そう、しゃばけ文庫新刊の季節です!

    今年は20周年記念イヤーということで、第18弾『てんげんつう』文庫版が特別に夏に登場し、大好評を博して数か月。
    「今年の年末の文庫はなし?」と心配している方、どうぞご安心ください。
    年末には、『えどさがし』以来7年ぶり、待望の外伝、『またあおう』が刊行されます!

    収録される豪華5話は......
    書き下ろし作品「長崎屋あれこれ」は、若だんなが長崎屋の妖たちを紹介しようとして騒動が起きる楽しいお話。しゃばけビギナーにうってつけの作品です。
    昨年、読者プレゼントとして声優の斉藤壮馬さんが朗読してくださいましたが、いよいよ本で読むことができます!
    「はじめての使い」は、長崎屋へのお使いをたのまれた、戸塚宿の若い猫又のとら次とくま蔵の物語。猫又たちの頑張りと、旅情を楽しめます。
    「またあおう」は、屏風のぞきや金次たちが、桃太郎の世界に飛び込んでしまうお話。鬼のかわりに退治されそうになり大ピンチ!?
    「一つ足りない」は、とってもイケてる九州の河童の王、九千坊が主人公。東の河童の大親分、禰々子姉さんも大活躍しますよ!
    「かたみわけ」は、なんと若だんなが長崎屋を継いでからのお話。あの寛朝さんがこの世を去り(!?)、その遺品をめぐって波乱が起きます。

    しゃばけ初心者からマニアまでが大満足の外伝『またあおう』をどうぞお楽しみに!

    そして20周年の今年は、特別にもう1冊の新刊が登場します。
    それが『しゃばけごはん』です!
    兄やたちが給仕してくれる日々のごはん、妖たちとの宴会、そしてお花見や料理屋での特別なご馳走......しゃばけにはおいしそうな場面がたくさん。そんな料理場面のなかから33品を選び、簡単でおいしく再現できるレシピをご紹介しています。料理を担当してくれたのは『100文字レシピ』などで知られる料理家の川津幸子さんなので、その味は間違いなし!
    若だんなの大好きな卵焼きに、葱鮪鍋、やなり稲荷にお花見弁当、栄吉の辛あられなどなど、しゃばけの味をおうちで楽しめる料理本なんです!
    しゃばけ公式Instagramで33品のうちの5品を公開予定です。
    『またあおう』『しゃばけごはん』は11月末発売。みなさまどうぞ楽しみにお待ちくださいね。