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新潮文庫
> 書籍詳細:きりぎりす
キリギリス
きりぎりす
太宰治
/
著
あなたは、卑劣です。恥じて下さい。内なる太宰と外なる太宰の凄まじいまでの葛藤を写す珠玉の14編。
「おわかれ致します。あなたは、嘘ばかりついていました。……」名声を得ることで破局を迎えた画家夫婦の内面を、妻の告白を通して印象深く描いた表題作など、著者の最も得意とする女性の告白体小説「燈籠」「千代女」。著者の文学観、時代への洞察がうかがわれる随想的作品「鴎」「善蔵を思う」「風の便り」。他に本格的ロマンの「水仙」「日の出前」など、中期の作品から秀作14編を収録。
発行形態
:
新潮文庫
判型
:
新潮文庫
ISBN
:
978-4-10-100613-0
C-CODE
:
0193
整理番号
:
た-2-13
発売日
:
1974/10/02
540
円(定価)
太宰治
/
著
ダザイ・オサム
(1909-1948)青森県金木村(現・五所川原市金木町)生れ。本名は津島修治。東大仏文科中退。在学中、非合法運動に関係するが、脱落。酒場の女性と鎌倉の小動崎で心中をはかり、ひとり助かる。1935(昭和10)年、「逆行」が、第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。この頃、パビナール中毒に悩む。1939年、井伏鱒二の世話で石原美知子と結婚、平静をえて「富嶽百景」など多くの佳作を書く。戦後、『斜陽』などで流行作家となるが、『人間失格』を残し山崎富栄と玉川上水で入水自殺。
燈籠
姥捨
黄金風景
畜犬談
おしゃれ童子
皮膚と心
鴎
善蔵を思う
きりぎりす
佐渡
千代女
風の便り
水仙
日の出前
解説 奥野健男
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