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【特集】超老力
大先輩にまなぶ、アートと生きるゴールデンエイジ

芸術新潮 2018年3月号

(毎月25日発売)

1,440円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2018/02/24

発売日 2018/02/24
JANコード 4910033050384
価格 1,440円(税込)
●目 次

【特集】超老力ちょうろうりょく
大先輩にまなぶ、アートと生きるゴールデンエイジ


スペシャル“作家”対談
横尾忠則×香取慎吾
撮影:木寺紀雄

超老たちのLife & Creation
01 篠田桃紅
02 野見山暁治
03 柚木沙弥郎
04 安野光雅
05 中谷芙二子

マイ・フェイバリット・エイジング
[写真]
時間の厚みときらめく一瞬
野村佐紀子のおめかしポートレート
[舞台]
さいたまゴールド・シアター
岩松了が垣間見た
高齢者演劇の深淵
[映画]
奇跡のロングラン映画が伝える
ある建築家夫妻の
ゆっくりと忙しい衣食住

美術史を彩る
巨匠たちの老作を見よ!
マンガ:死後くん
《海外篇》
モネ、マティス、ダリ、ミケランジェロ、ティツィアーノ、ピカソ、グランマ・モーゼス、デ・クーニング
《日本篇》
伊藤若冲、富岡鉄斎、葛飾北斎、中川一政、熊谷守一、小倉遊亀、片岡球子、安田靫彦

ゴールデンエイジ COLUMN
(1)デイヴィッド・ホックニーのまだまだ新境地 文:伊東豊子
(2)長寿作家たちの“老境の美”が 問いかけるもの 文:藤田一人

老い様こそアート!
都築響一が選ぶ、孤高のアーティストイレブン

◆ 第2特集 ◆

ブリューゲル研究最前線!
ほんとうのブリューゲル一族を探して
文 森洋子

◆ Art News book ◆

熱烈熱狂!
新世代俳優
“美青年写真”の現在
写真 小林裕和

◆ Review ◆

みうらじゅん/刈谷博/小沢剛/猪瀬直哉「20th DOMANI・明日展」より

◆ Global News ◆

New York「スティーブン・ショア」展
Marseille「ロマン・フォト」展
Bonn「グルリット:状況報告 ナチスの略奪美術品とその結末」展
London「フロム・ライフ」展

◆ Regular Features ◆

◇ 巻頭 ◇

ちょっといいで書?〈11〉
ストリートで見つけた気になる字
選・文 中澤希水

Goods & Shop

時と光の美術館〈11〉
ダミアーニ

リ・アルティジャーニ
ルネッサンス画家職人伝〈13〉
ヤマザキマリ とり・みき

◇ 連載 ◇

海外アートStudy最前線〈34〉
文 前橋重二

定形外郵便〈46〉
文 堀江敏幸

フィリップ・ワイズベッカーの
郷土玩具
十二支めぐり〈6〉[巳]

千 宗屋の
飲みたい茶碗、
点てたい茶碗〈44〉

Around Geijutsu Shincho
『ミュシャ パリの華、スラヴの魂』
文・写真 筒口直弘

TONY & INOCCHI 
マンガ展評
ちくちく美術部〈32〉完

◇ PICK UP ◇

movie 野崎歓
book 諏訪敦
recommend  編集部のおすすめ!
成相肇の やっかい もっかい てんらんかい〈23〉
exhibition 全国展覧会情報

次号予告

▼芸術新潮特別企画

連載 美に魅せられて/
アジア文化芸術協会〈23〉
新薬師寺の十二神将

北陸の伝統工芸、“匠の技”を体感する旅。
JR西日本

春アート2018
清里フォトアートミュージアム/アートフェア東京2018/日動画廊/ギャルリーためなが/靖山画廊/至峰堂画廊/永善堂画廊/井上オリエンタルアート/画廊くにまつ青山/アートプリントジャパン/イベント・トピックス/丸栄堂(浜田市立石正美術館)

「雨晴」が注目する「Shimoo Design」の不思議なうつわ

ART CAFÉ

最新号PICK UP

「超老」たちの共通点

「歳をとったからといろいろ言い訳するのは、日本人の悲しい処世術です」。
 97歳を迎えた現在も、長時間立ちっぱなしでカンヴァスに向かい、教え子から個展の知らせがあれば、足取りも軽やかに出かけていく野見山暁治さん。今回の「超老力」特集の取材で、アトリエ兼ご自宅に伺った際、デニムをはきこなし、どこか飄々とした佇まいから、さりげなく(説教臭くないのもポイント)この言葉が発せられた瞬間、取材陣一同、自然と背筋がのびたのでした。

 そうなのです。
 香取慎吾さんと対談をされた横尾忠則さんは「芸術にとっては老化は進歩」と受け入れ、104歳を迎えた篠田桃紅さんは、「体力は重要じゃない」と現在も筆を持つ。そのほかにも本特集では柚木沙弥郎さん、安野光雅さん、中谷芙二子さんにご登場いただいたのですが、作品も来し方も当然さまざまながら、現役で活躍する彼らアーティストたちはみな一様に、老いを言い訳に使わないのです。かといって、若く見せようと抵抗しているわけでもなく、過去に拘泥せず、適度にミーハーで(失礼!)、謙虚。そしてなにより、「今」が楽しそう。アーティストならずとも、瑞々しい心を持ちつづけるためのヒントをもらったような気がし、取材のあとはいつも、少し若返ったような晴れ晴れとした気持ちになったのが印象に残っています。

 創作を生涯の仕事に選び、第一線で活躍しつづける彼らの人生や、その独自の表現世界は、そう簡単に真似できるものではありません。しかし、とかく劣化だとか騒ぎたて、歳をとることがネガティヴにとらえられる昨今、芸術とともに歩みつづけた彼ら「超老」たちの言葉の数々を通じて、歳を重ねることが楽しみになったり、芸術がほんらい持つ、さまざまな力を感じ取ってくださればうれしいです。

この号の誌面

編集長から

人生100年時代に効く
大先輩たちの言葉

 70歳までに描いたものなんて取るに足らない、と北斎が『富嶽百景』に記した話はよく知られるところだが、経験を重ねることで見えてくるもの、深化するものは確かにある。そこで今月号では、身体の老化を超えた先に現れる様々な力を「超老力」と称し、80歳を過ぎた現在も美術界を牽引しつづける大先輩たちを追う。近年、作品発表の機会が増えている香取慎吾は、自作を手に横尾忠則(81歳)を訪問。そんな香取に横尾は「芸術にとって老化は進歩」と説く。篠田桃紅(104歳)、安野光雅(91歳)ほか計5名のインタビューでも、この年齢になってこそ飛び出す至言が続出。モネマティス若冲、熊谷守一など、国内外の長寿作家たちが80歳以上で描いた作品も、超老力が発揮されていて興味深い。
 第2特集はブリューゲル一族に注目。父ピーテル亡き後も4世代にわたり、力量ある画家を輩出した一族のオリジナリティを正しく見極めるポイントを、美術史家の森洋子氏が解説する。

芸術新潮編集長 吉田晃子

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「暮らし」はアートであるをキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、表現する「芸術新潮」。1950年に創刊され、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジン。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。

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