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ダリってダリだ?

芸術新潮 2016年10月号

(毎月25日発売)

1,440円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2016/09/24

発売日 2016/09/24
JANコード 4910033051060
価格 1,440円(税込)
●目 次

【特集】
ダリってダリだ?


◆ special features ◆

グラフ
奇天烈御免のダリ劇場

ダリ再発見!
森村泰昌、
京都でダリ展を観る


ダリ会見記1
巨匠のオーラに拉致された4時間
談 横尾忠則


僕の気になるダリ
その技術、その写実、
その先に見えるもの
文 諏訪敦


知識ゼロからのダリってダリだ?
解説 南雄介

ダリの4つのシーズン
season1 ダリがダリになるまで
season2 超現実的な俺
season3 人呼んで“ドル亡者”
season4 科学と宗教への開眼

奇天烈人生の記録
華麗なる交遊録
絵 別府麻衣

column(1) 永遠の女神 ガラに生き、ガラに死す
column(2) ダリ先生が採点した巨匠たちの成績表

再録 筒井康隆インタビュー
わがダリ体験


ダリ会見記2
パフォーマーの顔と寡黙な素顔
談 長谷川智恵子


お尻は“宇宙のヴィジョン”
文 伴田良輔


ダリ――パラノイアに憧れる神経症者(ナルシシスト)
文 斎藤環


展覧会案内

◆ special feature ◆

第2特集
メアリー・カサット
時代と闘い、時代を超えた女性画家
解説 三浦篤
カサットの魅力は銅版画にあり
文 山本容子

特別記事
デトロイト・アート・シティ
文 原田マハ
対談 鈴木京香×原田マハ
アートは友だち、そして家族

◆ art news ◆

◇ exhibition ◇

わが画業に一点の曇りなし!
鈴木其一
絢爛たる軌跡
文 玉蟲敏子

東京都写真美術館
リニューアル・オープン!
杉本博司が問う
人類と文明の終わり

◇ report ◇

ヒエロニムス・ボス
没後500年
突如湧き立つ真贋論争!

文 前橋重二

◇ visual book ◇

竹宮惠子「風と木の詩」
クロッキーノートが語るもの

◇ review ◇

「木々との対話 再生をめぐる5つの風景」展
「あいちトリエンナーレ2016」よりラウラ・リマ
池谷友秀
井原信次

◇ global news ◇

London「ジョージアナ・ホートン:スピリット・ドローイング」展
Friedrichshafen「人類のオプション 身体|領域|装置」展
New York「ダイアン・アーバス:始まり」展
Montpellier「フレデリック・バジール:印象派の青春時代」展

◆ regular features ◆

◇ 巻頭 ◇

FLOWER
日々の花〈18〉
大川雅子
文 市村美佳子

PHOTO
作家が覗いたレンズ〈30〉
武田百合子
選・文 森岡督行

GOODS & SHOP

◇ 連載 ◇

海外アート
Study最前線〈17〉
文 前橋重二

定形外郵便〈29〉
文 堀江敏幸

伊藤まさこの
小さい美術館めぐり
時々おやつ
〈16〉三鷹市山本有三記念館

もう一杯だけ
呑んで帰ろう。〈29〉
文・写真 角田光代+河野丈洋

千 宗屋の
飲みたい茶碗、
点てたい茶碗〈28〉

TONY & INOCCHI
マンガ展評
ちくちく美術部〈17〉

◇ PICK UP ◇

movie 野崎歓
book 諏訪敦
recommend 編集部のおすすめ!
成相肇の やっかい もっかい てんらんかい〈6〉
exhibition 全国展覧会情報

次号予告

◇ 芸術新潮特別企画 ◇

 丸栄堂+至峰堂画廊

 東美特別展

 秋のアートスポット
 和泉市久保惣記念美術館/諸橋近代美術館
 たばこと塩の博物館/箱根ガラスの森美術館

ART CAFÉ SPECIAL
ART CAFÉ

最新号PICK UP

本当のダリを知っていますか?

 約10年ぶりのサルバドール・ダリ大回顧展が開催されています。
 ダリといえば、まず誰もが思い浮かべるのがピンと跳ね上がった口ひげとギョロ目が印象的な面貌、そしてとろける時計の図像ではないでしょうか。しかし、圧倒的な知名度に比して、彼の画業の全貌は意外なほど知られていません。独特のルックスと一部の代表作があまりに強烈過ぎるせいか、“その先のダリ”については、かくいう編集子も、ほとんど知識ゼロ。そこでふと浮かんできたのが、本特集のタイトル、「ダリってダリだ?」(ベタ過ぎる……)。この素朴な疑問を軸に、今回の特集は編まれています。
 かつてスペインでダリと会見を果たした横尾忠則さんの摩訶不思議な体験記や、気鋭の写実画家・諏訪敦さんによる技法面からの分析、1980年代に掲載された筒井康隆氏のインタビューの再録など豪華な顔ぶれが勢ぞろい。
 そして7月の猛暑のなか、京都市美術館でスタートした展覧会場を訪れてくださったのは、美術家・森村泰昌さん。実は、同美術館では1960年代に日本で初の大規模なダリ展が開かれていて(東京プリンスホテルからの巡回)、当時中学生だった森村さんは、その展覧会で初めてダリの存在を知ったとのこと。なんという巡り合わせ! 数十年ぶりに同じ場所でダリ作品と対峙した森村さんは、何を発見したのでしょうか? 
 先ごろ開幕したばかりの東京展では、晩年の超大作や貴重な資料、映像などが新たに追加され、展示はさらにパワーアップ。知っているようで知らないダリというアーティストの、最初期から晩年までの作風の変遷と、スキャンダラスな人生を追う、明快かつ深遠な内容となっています。ぜひ、本誌をお伴に会場を巡ってみてください。

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東京・国立新美術館「ダリ展」会場風景。
撮影=筒口直弘[本誌]

この号の誌面

編集長から

いくつもの顔をもつ男
ダリってダリだ?

 はね上がった口髭、ギョロリとした目。パフォーマンス性の高い風貌のおかげで、ダリは顔がよく知られた画家だ。蜘蛛のように細長い足の象や、ぐにゃりと曲がった時計の絵など、パッと頭に浮かぶ作品もあるだろう。だが知名度の割に、彼の仕事の全容はあまり知られていないようだ。キュビスムに未来派、ルネサンス、新古典主義……様々な技法にがむしゃらに挑戦していた初期、舞台や映画、ファッションへと表現の幅を広げた精力的な活動ぶりなどなど、その多面性を明らかにする。
 森村泰昌のダリ展訪問記、アトリエを訪ねた横尾忠則による回顧談、諏訪敦が注目する写実性、伴田良輔が指摘する尻フェチ。アーティストから見る巨匠の一面も興味深い。筒井康隆のインタビューは30年以上の時を経て貴重再録!
 第2特集はメアリー・カサット。女性が職業画家として活躍するのが難しかった時代を果敢に生きた、印象派のダークホースを掘り下げる。

芸術新潮編集長 吉田晃子

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興味津々、奇想の作家

奇妙奇天烈摩訶不思議? 奇想の世界観を楽しんでいるうちに、自分のなかの“ひらめき力”が開花するかも……!

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「暮らし」はアートであるをキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、表現する「芸術新潮」。1950年に創刊され、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジン。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。

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