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【特集 謎とサスペンスの迷宮】
【夏目漱石没後100年記念企画 吾輩も猫である】

小説新潮 2016年9月号

(毎月22日発売)

930円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2016/08/22

発売日 2016/08/22
JANコード 4910047010961
価格 930円(税込)
■目次
【特集 謎とサスペンスの迷宮】

うつし世に生じた不可思議な「謎」と、立ち込める濃厚な「サスペンス」。
溶け合いながら形を成した六つの迷宮には、もとより出口などない――。


今野 敏/棲月(せいげつ) 隠蔽捜査7 〈新連載スタート〉
――今日は朝からおかしい。私鉄と銀行が、連鎖するようにシステムダウン。偶然ではないと感じた竜崎伸也は、署員を急行させた

高田崇史/鬼門の将軍 〈新連載スタート〉
――京都と東京で無残な死体が発見された! 二つの事件の関連は?

◆乾くるみ/物件探偵 池袋5分1DKの謎
――ついに見つけた、理想の部屋。ただ、破格なのにはもちろん訳が

◆加納朋子/萌木の山の眠り姫 カーテンコール!
――卒業どころか留年すら許されない。詰んだ私に差し伸べられた手は

彩藤アザミ/屏風と豆仏
――古美術収集が趣味の七原は、骨董屋でいわくつきの仏像と出遭い

◆澤村伊智/円環世界
――小説新人賞に応募しては落選の日々。次の長編はあの子に捧げよう


夏目漱石没後100年記念企画 吾輩も猫である(後編)】

今月もまた、五人の人気作家による、五匹の「猫」の登場です。
一筋縄ではいかないトリビュートぶりをご堪能ください――。


原田マハ/飛梅
――京の都の公家猫が、筑紫の国に都落ち。野良でも高貴なこの俺が……

荻原浩吾輩は猫であるけれど
――直木賞受賞作家がまさかの漫画に挑戦! 猫の日常、ときどき非日常

村山由佳/猫の神さま
――ずっとそばにいて。ダメな女でも、あたしには最愛のヒトなのだから

山内マリコ/彼女との、最初の一年
――あたしの飼い主は怠惰な芸大生の女の子。だけど一冊の本に出会い

恩田陸/惻隠
――「私は神に誓って猫であります」ホントよホント。で、アンタは誰?

【新連載スタート】
◆奥田亜希子/リバース&リバース
――あなたは覚えているでしょうか? あの日くれた言葉を――。注目の新鋭がティーン誌を舞台に描く、交差する運命の物語

【特選読み切り】
中島京子/ぱっと消えてぴっと入る
――「死んだらそれっきり」と、祖母は幼いわたしに毎日語り続けた

【連載第二回】
阿刀田高/漱石を知っていますか
乾 緑郎/杉山検校

【連載コラム】
◆本の森
――新刊文芸書の中から、選りすぐりのお薦めを紹介
〈歴史・時代〉田口幹人/〈恋愛・青春〉名久井直子/〈SF・ファンタジー〉石井千湖

【好評連載小説】
相場英雄/不発弾
赤川次郎/7番街の殺人
逢坂 剛/鏡影劇場
乙川優三郎/R.S.ヴィラセニョール
小島慶子/陽だまりの宴
西條奈加/八人のゴメス
高杉 良/小説・めぐみ園の夏
西村京太郎/琴電殺人事件
貫井徳郎/邯鄲の島遥かなり
初野 晴/世界の果ては二つ
葉室 麟/玄鳥さりて
増田俊也/北海タイムス物語
山本文緒/自転しながら公転する

【連載エッセイ・マンガ】
黒田龍之助/物語を忘れた外国語
佐藤 優/落日の帝国 プラハの憂鬱
椎名 誠/銀河系の針の穴
西きょうじ/そもそも
矢部太郎 大家さんと僕
Oka-Chang/へそのお

「日本ファンタジーノベル大賞」再スタートのお知らせ
第四回「新潮ミステリー大賞」募集要項
次号予告/編集後記

この号の誌面

編集長から

空気の読まないヤツ

「空気の読めないヤツ」という表現があるが、その日本代表ともいえるのが、我らが竜崎伸也だ。いや、「読めない」のではなく、あえて「読まない」。今野敏「隠蔽捜査」シリーズの主人公で、東大出のキャリア官僚でありながら、諸事情あって今は所轄署の署長の身。本号から連載の始まるシリーズ第7弾「棲月」も、もう冒頭から問題が起きまくって大変なことに。特集「謎とサスペンスの迷宮」では、このナイスガイの活躍を筆頭に、やはり新連載「鬼門の将軍」の高田崇史氏ほか、第一線作家5氏が腕を振るっている。
 また、前号に続いての夏目漱石生誕百年トリビュート企画「吾輩も猫である」後編は、荻原浩恩田陸原田マハ村山由佳山内マリコという贅沢な顔触れだ。しかも、直木賞を受賞したばかりの荻原氏作品は、驚愕の内容で……。詳細は書けないので、ぜひ誌面にてご確認を。期待の新鋭・奥田亜希子氏の連載「リバース&リバース」も本号から。

小説新潮編集長 江木裕計

直木賞受賞作家、荻原浩氏がまさかの漫画に挑戦! 猫の日常、ときどき非日常

次号予告

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小説新潮とは?

 小説新潮は戦後まもない一九四七年に創刊されました。以来、文学史に名をとどめる作家で、小説新潮に登場したことのない名前を探すほうが困難なほど、数多の文豪、巨匠、新進気鋭による名作、名シリーズが誌面を飾ってきました。

 時代は変わり、新しい作家、若い書き手も次々に現れます。変わらないのは「小説を読む楽しみ」を大切にすること。現代小説、時代小説、ミステリー、恋愛、官能……。ジャンルにこだわらず、クオリティの高い、心を揺り動かされる小説を掲載していきます。

 小説と並ぶ両輪が、エッセイと豊富な読物です。小説新潮では、毎号、ボリュームのある情報特集や作家特集を用意しています。読み応えは新書一冊分。誰かに教えたくなる情報が、きっとあります。

 目指すのは、大人の小説、大人の愉しみが、ぎっしり詰まった雑誌です。経験を重ね、人生の陰翳を知る読者だからこそ楽しめる小説、今だからこそ必要とされる情報を、ぎっしり詰め込んでいきたい。

 言葉を換えれば、「もうひとつの人生を体験する小説誌」。時には主人公たちの息遣いに寄り添い、またある時には人生の新たな側面を見つけるささやかなヒントになれば――そう願っています。
 ほんの少しかもしれませんが、小説新潮で毎月の生活がきっと変わるはずです。

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