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【怪談大特集 真夏の闇】
新連載 宮部みゆき
飴村 行/澤村伊智/長江俊和/彩藤アザミ/清水裕貴/真梨幸子/木内 昇

小説新潮 2018年8月号

(毎月22日発売)

特別定価1,050円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2018/07/21

発売日 2018/07/21
JANコード 4910047010886
価格 特別定価1,050円(税込)
■まとめ テーマでくくる 本選びのヒント
真夏の闇―怪談・怪奇―

■目次
【怪談大特集 真夏の闇】
——夏の季語「青葉闇」は、夏木立が鬱蒼と繁り、昼なお暗いさまを言う。真夏の強烈な日差しの下でこそ、闇はいっそう深くなる—

〈新連載〉
宮部みゆき/Ghost Story
——父を知らない少年と、その父のもうひとつの家族。息詰まるドラマに突如挿入される、実話サイトに掲載されたとおぼしき「怪談」の数々は、いったい何を召喚するのか——。かつてない野心的スタイルで綴られる著者初の「幽霊屋敷もの」、戦慄の開幕!

◆飴村 行/曳光 マアメイド
——目的もなく大学を中退した俺。アルバイト先で出会ったのは

澤村伊智/枯れ井戸の声
——引退した作家が残した原稿に記された、恐怖が恐怖を呼ぶ怪談

長江俊和/例の支店
——人は死んだらどうなるか。ついに私はその答えを知ってしまう

彩藤アザミ/長い雨宿り
——雨宿りに飛び込んだバス停。同席した男が語るある夏の雨の話

◆清水裕貴/金色の小部屋
——教え子の突然の訃報。ちぐはぐな通夜のあと、現れた白い影は

真梨幸子/ラスボス
——無実の罪で逮捕された光子。助けを求めて池上に弁護を頼むが

木内 昇鷺行町さぎゆきまちとも生屋うや
——子をなさぬまま夫と二人暮しで七年。突然庭先に現れた男の子

【特選読み切り短編】
東山彰良/追われる男
——女に唆されて誘拐犯の金を奪った俺は奴らから逃げるために羽田へ向かった。そこに一本の電話がかかってきて——

西條奈加すずれ撫子 せきこえ
——出女は許さぬ! 身内の女子も立ち入り禁止になった関所では

◆松尾 潔/ミルクスタンド
——注文の声と商品の受け渡しのみの空間にも、わたしの客はいて

【短期集中掲載最終回】
佐藤愛子/冥界からの声
——「これで終りです」と告げ、消えたひふみ。この交流は何を示すのか。ひとつだけ、いえることがあるとすれば、それは——

【連載第二回】
安部龍太郎/迷宮の月
黒川博行/熔果
◆岩井勇気/僕の人生には事件が起きない

【小説新潮作家名鑑】
◆長江俊和
——映像監督であり作家。二つの顔を持つ男の日常にフォーカスオン

【バラエティコラム】
〈いつか住みたい街〉岩田 徹
〈思い出の手料理〉かつとんたろう
〈マイルーティーン〉三宅香帆

【好評連載小説】
赤川次郎/いもうと
朝井まかて/輪舞曲 ロンド
石田衣良/清く貧しく美しく
奥田英朗/霧の向こう
熊谷達也/我は景祐
白石一文/ひとりでパンを買いに行く日々に
西村京太郎/富山地方鉄道殺人事件
楡 周平/鉄の楽園
貫井徳郎/邯鄲の島遥かなり
早見和真/ザ・ロイヤルファミリー
藤野恵美/サバイバーズ・ギルト
薬丸 岳/刑事弁護人
山本一力/船旗を替えよ!
山本文緒/自転しながら公転する

【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
Oka-Chang/へそのお
佐藤 優/落日の帝国 プラハの憂鬱
中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
ペリー荻野/テレビの荒野を歩いた人たち 小林亜星の巻 後編
増田俊也/続 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 最終回
道草晴子/下北日記
群ようこ/じじばばのるつぼ

【連載コラム】
◆本の森——新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈仕事・人生〉吉田大助
〈医療・介護〉東えりか
〈ホラー・ミステリ〉村上貴史

第五回「新潮ミステリー大賞」候補作発表
第六回「新潮ミステリー大賞」募集要項
次号予告/表紙画家のつぶやき

この号の誌面

編集長から

宮部みゆき初の「幽霊屋敷」ホラー

「三島屋変調百物語」シリーズを筆頭に、宮部みゆき作品を特徴づける重要な要素が「恐怖」であることは明らかだろう。しかし意外なことに、これまで現代物の純然たるホラー長編は書かれていなかった。まさに満を持して本号からスタートするのが、初めての現代ホラーであり、かつ著者初の「幽霊屋敷もの」でもある「Ghost Story」だ。
 父親を知らない少年と、その父親のもうひとつの家族が織りなす本編。そこに突如挿入される、「実話サイト」に掲載されたとおぼしき怪談の数々。野心的スタイルで綴られる、まったく新しいホラー小説は、この夏一番の話題となることだろう。
 さらに飴村行、澤村伊智長江俊和彩藤アザミ、清水裕貴、真梨幸子木内昇という気鋭7氏も負けじと腕を振るう「怪談大特集 真夏の闇」。熱帯夜の一服の清涼剤どころか、恐怖による大量発汗を誘発すること必定だ。
 そして久々登場の東山彰良氏「追われる男」では、氏のスタイリッシュな魅力が存分に味わえる。

小説新潮編集長 江木裕計

次号予告

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

小説新潮とは?

 小説新潮は戦後まもない一九四七年に創刊されました。以来、文学史に名をとどめる作家で、小説新潮に登場したことのない名前を探すほうが困難なほど、数多の文豪、巨匠、新進気鋭による名作、名シリーズが誌面を飾ってきました。

 時代は変わり、新しい作家、若い書き手も次々に現れます。変わらないのは「小説を読む楽しみ」を大切にすること。現代小説、時代小説、ミステリー、恋愛、官能……。ジャンルにこだわらず、クオリティの高い、心を揺り動かされる小説を掲載していきます。

 小説と並ぶ両輪が、エッセイと豊富な読物です。小説新潮では、毎号、ボリュームのある情報特集や作家特集を用意しています。読み応えは新書一冊分。誰かに教えたくなる情報が、きっとあります。

 目指すのは、大人の小説、大人の愉しみが、ぎっしり詰まった雑誌です。経験を重ね、人生の陰翳を知る読者だからこそ楽しめる小説、今だからこそ必要とされる情報を、ぎっしり詰め込んでいきたい。

 言葉を換えれば、「もうひとつの人生を体験する小説誌」。時には主人公たちの息遣いに寄り添い、またある時には人生の新たな側面を見つけるささやかなヒントになれば――そう願っています。
 ほんの少しかもしれませんが、小説新潮で毎月の生活がきっと変わるはずです。

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