サンシロウ
三四郎


夏目漱石

いつだって、男の子のいちばんの悩みは女の子の気持ちがわからないこと。

熊本の高校を卒業して、東京の大学に入学した小川三四郎が過ごす、新しい出会いに満ちた日々。その中で彼が最も心惹かれる女性、里見美禰子。彼女の美しさと奔放さに三四郎は戸惑いながら、その気持ちが恋だと知り、さらに美禰子に翻弄されていく。青春の一時期に誰もが経験する、学問、友情、恋愛への期待と不安を、三四郎と彼をとりまく若者たちの姿を通じて鮮やかに描く。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-101004-5
C-CODE : 0193
整理番号 : な-1-4
発売日 : 1948/10/27


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夏目漱石
ナツメ・ソウセキ

(1867-1916)1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)に生れる。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学した。留学中は極度の神経症に悩まされたという。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表し大評判となる。翌年には『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、東大を辞し、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。


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