ハッコウダサンシノホウコウ
八甲田山死の彷徨


新田次郎

愚かだとわらうのはたやすい。だが、男たちは懸命に自然と闘ったのだ。

日露戦争前夜、厳寒の八甲田山中で過酷な人体実験が強いられた。神田大尉が率いる青森5聯隊は雪中で進退を協議しているとき、大隊長が突然“前進”の命令を下し、指揮系統の混乱から、ついには199名の死者を出す。少数精鋭の徳島大尉が率いる弘前31聯隊は210余キロ、11日間にわたる全行程を完全に踏破する。両隊を対比して、自然と人間の闘いを迫真の筆で描く長編小説。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-112214-4
C-CODE : 0193
整理番号 : に-2-14
発売日 : 1978/02/01


540円(定価) 購入


プロフィール 感想を送る

新田次郎
ニッタ・ジロウ

(1912-1980)1912(明治45)年、長野県上諏訪生れ。無線電信講習所を卒業後、中央気象台に就職し、富士山測候所勤務等を経験する。1956(昭和31)年『強力伝』で直木賞を受賞。『縦走路』『孤高の人』『八甲田山死の彷徨』など山岳小説の分野を拓く。次いで歴史小説にも力を注ぎ、1974年『武田信玄』等で吉川英治賞を受ける。1980年、心筋梗塞で急逝。没後、その遺志により新田次郎文学賞が設けられた。


関連本 閉じる



強力伝/八甲田山


RSS 表紙ですべて見る


新刊お知らせメール

お気に入りの著者の新刊情報を、いち早くお知らせします!

新田次郎 登録


他の条件で登録する



ページの先頭へ戻る