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新潮文庫
> 書籍詳細:海と毒薬
ウミトドクヤク
海と毒薬
遠藤周作
/
著
アメリカと闘った戦争が、医学も、日本人のこころも汚してしまった。
戦争末期の恐るべき出来事――九州の大学付属病院における米軍捕虜の生体解剖事件を小説化、著者の念頭から絶えて離れることのない問い「日本人とはいかなる人間か」を追究する。解剖に参加した者は単なる異常者だったのか? どんな倫理的真空がこのような残虐行為に駆りたてたのか? 神なき日本人の“罪の意識”の不在の無気味さを描き、今なお背筋を凍らせる問題作。
発行形態
:
新潮文庫
判型
:
新潮文庫
ISBN
:
978-4-10-112302-8
C-CODE
:
0193
整理番号
:
え-1-2
発売日
:
1960/07/19
新潮文庫の100冊
380
円(定価)
遠藤周作
/
著
エンドウ・シュウサク
(1923-1996)東京生れ。幼年期を旧満州大連で過ごし、神戸に帰国後、11歳でカトリックの洗礼を受ける。慶応大学仏文科卒。フランス留学を経て、1955(昭和30)年「白い人」で芥川賞を受賞。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア作品、歴史小説も多数ある。主な作品は『海と毒薬』『沈黙』『イエスの生涯』『侍』『スキャンダル』等。1995(平成7)年、文化勲章受章。1996年、病没。
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