タイダンビシュニツイテヒトハナゼサケヲカタルカ
対談 美酒について―人はなぜ酒を語るか―


開高健 吉行淳之介

吉行さん、開高さん、そこまで言っていいの!? ワイ談もご愛嬌――華麗なる酔っ払いトーク。

当代随一の話芸の名手であり、酒を論ずればバッカスも顔色なしという二人が、酒の入り口から出口までを縦横に語りつくした長編対談。人はなぜ酒を飲むのかの大命題にはじまり、酒の品定めや飲み方、酒場あれこれ、酒癖のさまざま、二日酔いのなおし方から文学、映画、セックス、風俗まで、話題は森羅万象におよぶ。ワインの芳醇さとジンの強烈さが見事にブレンドした極上の一巻。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-112812-2
C-CODE : 0158
整理番号 : か-5-12
発売日 : 1985/11/27


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開高健
カイコウ・タケシ

(1930-1989)大阪市生れ。大阪市立大卒。1958(昭和33)年、「裸の王様」で芥川賞を受賞して以来、「日本三文オペラ」「流亡記」など、次々に話題作を発表。1960年代になってからは、しばしばヴェトナムの戦場に赴く。その経験は「輝ける闇」「夏の闇」などに色濃く影を落としている。1978年、「玉、砕ける」で川端康成賞、1981年、一連のルポルタージュ文学により菊池寛賞、1986年、自伝的長編「耳の物語」で日本文学大賞を受けるなど、受賞多数。『開高健全集』全22巻(新潮社刊)。



吉行淳之介
ヨシユキ・ジュンノスケ

(1924-1994)1924(大正13)年、岡山市生れ。東京大学英文科中退。1954(昭和29)年「驟雨」で芥川賞を受賞。性を主題に精神と肉体の関係を探り、人間性の深淵にせまる多くの作品がある。また、都会的に洗練されたエッセイの名手としても知られる。1994(平成6)年、病没。主要作品は『原色の街』『娼婦の部屋』『砂の上の植物群』『星と月は天の穴』(芸術選奨文部大臣賞)『暗室』(谷崎賞)『夕暮まで』(野間賞)『目玉』等。


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