シキカンタチノトッコウコウフクハハナビラノゴトク
指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく―


城山三郎

戦争を書くのはつらい。書き残さないのは、もっとつらい。──城山三郎

神風特別攻撃隊第一号に選ばれ、レイテ沖に散った関行男大尉。敗戦を知らされないまま、玉音放送後に「最後」の特攻隊員として沖縄へ飛び立った中津留達雄大尉。すでに結婚をして家庭の幸せもつかんでいた青年指揮官たちは、その時をいかにして迎えたのか。海軍兵学校の同期生であった二人の人生を対比させながら、戦争と人間を描いた哀切のドキュメントノベル。城山文学の集大成。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-113328-7
C-CODE : 0195
整理番号 : し-7-28
ジャンル : 小説
現代の小説(純文学)
発売日 : 2004/08/01

立ち読み
立ち読み

新潮文庫の100冊
新潮文庫の100冊


460円(定価) 購入


プロフィール 感想を送る

城山三郎
シロヤマ・サブロウ

(1927-2007)名古屋生まれ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎えた。一橋大学卒業後、愛知学芸大学に奉職、景気論等を担当。1957(昭和32)年、『輸出』により文学界新人賞、1959年『総会屋錦城』で直木賞を受け、経済小説の開拓者となる。吉川英治文学賞、毎日出版文化賞受賞の『落日燃ゆ』の他、『男子の本懐』『黄金の日日』『役員室午後三時』『毎日が日曜日』『官僚たちの夏』『もう、きみには頼まない』『硫黄島に死す』『指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく―』等、多彩な作品群は幅広い読者を持つ。1996(平成8)年、菊池寛賞を、2002(平成14)年、朝日賞を受賞。2007年3月22日没。享年79。没後発見された愛妻への遺稿『そうか、もう君はいないのか』と、愛妻が倒れる前年から最晩年まで自らを励ますかのように綴られた手帳の記述をまとめた『どうせ、あちらへは手ぶらで行く』は世代を超えたベストセラーとなった。


新刊お知らせメール

お気に入りの著者の新刊情報を、いち早くお知らせします!

城山三郎 登録


現代の小説(純文学) 登録


他の条件で登録する



ページの先頭へ戻る