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さぶ

山本周五郎/著

693円(税込)

発売日:1965/12/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

どんな人間だって一人で生きるわけじゃない。多くの人の支えがあって何かを成し遂げる。

江戸下町の表具店で働くさぶと栄二。男前で器用な栄二と愚鈍だが誠実なさぶは、深い友情で結ばれていた。ある日、栄二は盗みの罪を着せられる。怒りのあまり自暴自棄になり、人足寄場に流れ着く栄二。人間すべてに不信感を持つ栄二をさぶは忍耐強く励まし、支える。一筋の真実と友情を通じて人間のあるべき姿を描く時代長編。

  • テレビ化
    スーパープレミアム「山本周五郎ドラマ さぶ」(2020年1月放映)

書誌情報

読み仮名 サブ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 歌川広重「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」より/カバー装画、Bridgeman Images/カバー装画、PPS通信社/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 496ページ
ISBN 978-4-10-113410-9
C-CODE 0193
整理番号 や-3-4
ジャンル 文学賞受賞作家
定価 693円
電子書籍 価格 693円
電子書籍 配信開始日 2008/05/01

著者プロフィール

山本周五郎

ヤマモト・シュウゴロウ

(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。

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