ツチヲクラウヒビワガショウジンジュウニカゲツ
土を喰う日々―わが精進十二ヵ月―


水上勉

ただ畑と共にいて旬を喰う。日本人の食の原点に立ち返る、異色のクッキング・エッセイ。

著者は少年の頃、京都の禅寺で精進料理のつくり方を教えられた。畑で育てた季節の野菜を材料にして心のこもった惣菜をつくる――本書は、そうした昔の体験をもとに、著者自らが包丁を持ち、一年にわたって様様な料理を工夫してみせた、貴重なクッキング・ブックである。と同時に、香ばしい土の匂いを忘れてしまった日本人の食生活の荒廃を悲しむ、異色の味覚エッセーでもある――。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-114115-2
C-CODE : 0195
整理番号 : み-7-15
発売日 : 1982/08/27


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水上勉
ミズカミ・ツトム

(1919-2004)福井県生れ。少年時代に禅寺の侍者を体験する。立命館大学文学部中退。戦後、宇野浩二に師事する。1959(昭和34)年『霧と影』を発表し本格的な作家活動に入る。1960年『海の牙』で探偵作家クラブ賞、1961年『雁の寺』で直木賞、1971年『宇野浩二伝』で菊池寛賞、1975年『一休』で谷崎賞、1977年『寺泊』で川端賞、1983年『良寛』で毎日芸術賞を受賞する。『金閣炎上』『ブンナよ、木からおりてこい』『土を喰う日々』など著書多数。2004(平成16)年9月永眠。

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解説 丸元淑生

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