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よしもと血風録―吉本興業社長・大崎洋物語―

常松裕明/著

781円(税込)

発売日:2017/08/29

  • 文庫

漫才ブーム、心斎橋筋2丁目劇場、新喜劇復活等、吉本興業躍進を担った男の怒濤の半生。

吉本興業に入社した大崎洋は、寝坊、遅刻とミス連発。ミスター吉本こと辣腕プロデューサー木村政雄氏と共に東京へ。漫才ブームで不眠不休の毎日に、突然の帰阪辞令。仕事も与えられぬまま、覗いた芸人養成所に彼らはいた。小汚い二人が輝いて見えた。やがて、彼らの快進撃が始まった! 昭和の終わりから現在まで、吉本興業の大躍進を描く傑作ノンフィクション。(『笑う奴ほどよく眠る』改題)

目次
まえがき 大崎洋
プロローグ 楽屋
第一章 難波大阪篇
吉本興業/ミスター吉本/「いろは」の「い」/仁鶴師匠/トチリ/履歴書/ギラギラ/吉本の人々/怖い人たち/西川のりお・上方よしお
第二章 疾走篇
漫才ブーム/東京連絡所/マネージャー稼業/大阪と東京/ダブル・ブッキング/ザ・芸能界/ツレ/終わりの始まり/辞めよっかな
第三章 疾風怒濤どとう)篇
そうじのオッサン/えびすストラット/コンビ+1/プロデューサー/約束/アンチ吉本/心斎橋筋2丁目劇場/4時ですよ〜だ/ライオンとNGK/鬼の帰還とダウンタウン/新喜劇やめよッカナ?
第四章 漂流篇
酒とバラの日々/またまた辞めよっかな/カリスマの死/八重洲温泉/アイドルを探せ/アジア漂流/GEISHA GIRLS/タフ・ネゴシエイト/スキャンダル/悪い人たち/チャレンジ/降板/バッシング/反攻
第五章 死闘篇
劇場戦争/殴り込み/決着/疑惑/暗雲/改革/遺言/激震/青空
エピローグ それから
「それから」のそれから

書誌情報

読み仮名 ヨシモトケップウロクヨシモトコウギョウシャチョウオオサキヒロシモノガタリ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 吉本興業株式会社/ロゴ提供、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 480ページ
ISBN 978-4-10-121091-9
C-CODE 0176
整理番号 つ-36-1
ジャンル 演劇・舞台、タレント本
定価 781円

著者プロフィール

常松裕明

ツネマツ・ヒロアキ

1968(昭和43)年、福島県生れ。立教大学文学部教育学科卒業。風俗紙記者、月刊誌『噂の眞相』記者を経て2004(平成16)年よりフリーランスライターに。単行本の構成のほか、週刊誌、新聞、ムック等で芸能、スポーツ、メディア等の記事を取材、執筆。共著として『プロ野球ウラ人脈大全』がある。

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