ホーム > 書籍詳細:歌に私は泣くだらう―妻・河野裕子 闘病の十年―

歌人永田和宏と河野裕子。生と死を見つめ、深い絆で結ばれた夫婦の愛と苦悩の物語。

  • 受賞第29回 講談社エッセイ賞

歌に私は泣くだらう―妻・河野裕子 闘病の十年―

永田和宏/著

497円(税込)

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発売日:2015/01/01

読み仮名 ウタニワタシハナクダロウツマカワノユウコトウビョウノジュウネン
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-126381-6
C-CODE 0195
整理番号 な-89-1
ジャンル 科学
定価 497円
電子書籍 価格 551円
電子書籍 配信開始日 2015/06/26

その時、夫は妻を抱きしめるしかなかった――歌人永田和宏の妻であり、戦後を代表する女流歌人・河野裕子が、突然、乳がんの宣告を受けた。闘病生活を家族で支え合い、恢復に向いつつも、妻は過剰な服薬のため精神的に不安定になってゆく。凄絶な日々に懊悩し葛藤する夫。そして、がんの再発……。発病から最期の日まで、限りある命と向き合いながら歌を詠み続けた夫婦の愛の物語。

著者プロフィール

永田和宏 ナガタ・カズヒロ

1947(昭和22)年滋賀県生れ。細胞生物学者・歌人。京都大学名誉教授。京都産業大学タンパク質動態研究所所長。元日本細胞生物学会会長。読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞、迢空賞、講談社エッセイ賞などを受賞。2009年、紫綬褒章受章。宮中歌会始詠進歌選者。朝日歌壇選者。著書に『タンパク質の一生』『近代秀歌』『歌に私は泣くだらう』『あの午後の椅子』など多数。

目次

私はここよ吊(つ)り橋ぢやない
ああ寒いわたしの左側に居てほしい
茶を飲ませ別れ来しことわれを救える
助手席にいるのはいつも君だった
夫ならば庇(かば)つて欲しかつた医学書閉ぢて
私は妻だつたのよ触れられもせず
あの時の壊れたわたしを抱きしめて
東京に娘が生きてゐることの
いよいよ来ましたかと
一日が過ぎれば一日減つてゆく
歌は遺(のこ)り歌に私は泣くだらう
つひにはあなたひとりを数ふ
あとがき
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解説 重松清

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