ドイツイエローモシクハアルヒロバノキオク
ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶


大崎善生

木漏れ日のように温かな出会いを決して忘れない――。静謐な調べを奏でる恋愛短編集。

永遠に私の前から姿を消してしまった洋一のことを、結婚を控えた今、しきりに思い出すのはなぜだろう。大学時代、決定的な関係を避けて、あやふやに別れた彼との木漏れ日のように温かな記憶(「ドイツイエロー」)。孤独な魂が響き合い、その一夜だけを共にした男が私に刻印した言葉の響き(「いつか、マヨール広場で」)。今でも忘れられない追憶の中で、密やかな調べを奏でる四つの恋愛短編。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-126572-8
C-CODE : 0193
整理番号 : お-67-2
ジャンル : 小説
現代の小説(純文学)
発売日 : 2008/01/01

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420円(定価) [在庫なし]


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大崎善生
オオサキ・ヨシオ

1957(昭和32)年、札幌市生れ。2000(平成12)年、デビュー作の『聖の青春』で新潮学芸賞を、2001年『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞を受賞。2002年には、初めての小説作品『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞した。他の作品に『アジアンタムブルー』『ドナウよ、静かに流れよ』『ロックンロール』『孤独か、それに等しいもの』『別れの後の静かな午後』『優しい子よ』『スワンソング』などがある。

キャトルセプタンブル
容認できない海に、やがて君は沈む
ドイツイエロー
いつか、マヨール広場で
解説 谷村志穂

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