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女流阿房列車

酒井順子/著

539円(税込)

発売日:2012/04/27

  • 文庫
  • 電子書籍あり

まさかの東京メトロを1日で全制覇、東海道53回乗りつぎ……。百けん先生もびっくり? 阿房系鉄道エッセイ。

電車に揺られてうとうとが大好きなゆる女子鉄の著者が、鉄人編集者のマニアックでむちゃぶりな鉄道旅プランに身を投じ、線路の果てまでいざ出発。東京メトロ全線を一日で完乗、鈍行列車に24時間、東海道五十三回乗りつぎ、日本最長各駅停車。次第にエスカレートする旅程もなんのその、気づけばダイヤに縛られる快感の虜……鉄道の楽しさが無限に広がる、新しい旅の仕様をご提案。

目次
はじめに
メトロな女 東京の地下鉄全線完乗16時間22分
鈍行列車の女 24時間耐久 1343.9km
秘境駅の女 「鉄子の旅」同乗記

【相互乗り入れ企画!?】
「鉄子の旅プラス」菊池直恵 酒井順子さんと水のある風景を求めて
膝栗毛な女 東海道五十三乗りつぎ
トロッコ列車の女 紅葉独り占め京都「鉄学」の道
9to5の女 根室本線 宮脇俊三さんに捧げる寝ずの旅
廃線跡の女 日傘片手に北陸本線旧線を歩く
こだま号の女 東京~博多10時間半
スイッチバックの女 信越本線・篠ノ井線「スイッチバック銀座」
旧国名駅の女 四国巡礼「お線路さん」の旅

【おまけ】
鉄と油の二泊三日 九州一周揚げ物紀行
   *
徐行列車のふたり 秋田周遊車窓対談 原武史×酒井順子
あとがき
解説 田中比呂之

書誌情報

読み仮名 ジョリュウアホウレッシャ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 288ページ
ISBN 978-4-10-135120-9
C-CODE 0195
整理番号 さ-23-10
ジャンル エッセー・随筆
定価 539円
電子書籍 価格 539円
電子書籍 配信開始日 2020/03/20

著者プロフィール

酒井順子

サカイ・ジュンコ

1966(昭和41)年東京生まれ。高校時代より雑誌「オリーブ」に寄稿し、大学卒業後、広告会社勤務を経てエッセイ執筆に専念。2003(平成15)年に刊行した『負け犬の遠吠え』はベストセラーとなり、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞を受賞。古典作品にまつわる著書も数多く、『枕草子』の現代語訳も手がけている。他の著書に『枕草子REMIX』『女流阿房列車』『紫式部の欲望』『ユーミンの罪』『地震と独身』『子の無い人生』『百年の女』『家族終了』『日本エッセイ小史』などがある。

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