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少年探偵団―私立探偵 明智小五郎―

江戸川乱歩/著

539円(税込)

発売日:2016/12/24

  • 文庫
  • 電子書籍あり

漆黒の闇に溶けるのは
人か、人ならぬものか。

幼い女子を次々と拐(かどわか)す「黒い魔物」が、団員・篠崎始の妹と小林少年を拉致。溺死寸前の二人を少年らの機転で救い出したものの、魔物は首尾よく姿をくらませてしまう。それから二日、帰京したばかりの明智小五郎が講釈する「探偵学」に耳を傾けるうち、小林少年は世にも恐ろしい仮説に辿りつく――。史上最高の名探偵vs.世紀の大悪党、華麗なる推理合戦の行方をしかと見届けよ!

目次
黒い魔物
怪物追跡
人攫
呪の宝石
黒い手
二人の印度人
銀色のメダル
少年捜索隊
地下室
消える印度人
四つの謎
逆さの首
屋上の怪人
悪魔の昇天
怪軽気球の最期
黄金の塔
怪少女
奇妙な謀
天井の声
意外又意外
君が二十面相だ!
逃走
美術室の怪
大爆発
解説 島田荘司

書誌情報

読み仮名 ショウネンタンテイダンシリツタンテイアケチコゴロウ
シリーズ名 新潮文庫nex
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 208ページ
ISBN 978-4-10-180086-8
C-CODE 0193
整理番号 え-3-22
ジャンル キャラクター文芸、コミックス
定価 539円
電子書籍 価格 473円
電子書籍 配信開始日 2022/01/28

著者プロフィール

江戸川乱歩

エドガワ・ランポ

(1894-1965)本名平井太郎。三重県名張市生れ。早稲田大学政経学部卒。日本における本格推理、ホラー小説の草分け。貿易会社勤務を始め、古本商、新聞記者など様々な職業をへた後、1923(大正12)年雑誌「新青年」に「二銭銅貨」を発表して作家に。主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。1947(昭和22)年探偵作家クラブ(後の日本推理作家協会)の初代会長となり、1954年江戸川乱歩賞を設け、1957年からは雑誌「宝石」の編集にたずさわるなど、新人作家の育成に力をつくした。

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