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パルムの僧院〔下〕

スタンダール/著 、大岡昇平/訳

825円(税込)

発売日:1951/03/27

  • 文庫
  • 電子書籍あり

“幸福の追求”に生命を賭ける情熱的な青年貴族ファブリスが、愛する人の死によって僧院に入るまでの波瀾万丈の半生を描いた傑作。

書誌情報

読み仮名 パルムノソウイン2
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 448ページ
ISBN 978-4-10-200802-7
C-CODE 0197
整理番号 ス-2-2
ジャンル 文芸作品、評論・文学研究
定価 825円
電子書籍 価格 737円
電子書籍 配信開始日 2014/04/11

著者プロフィール

(1783-1842)東南フランス、ドーフィネ地方のグルノーブルに生れた。本名はアンリ・ベール。ナポレオン遠征軍に参加していた陸軍士官時代にミラノに入城し、以来熱烈なイタリア賛美者となる。ミラノでの恋愛体験をもとに著した『恋愛論』、あるいは意志と情熱に満ちた人物の若々しい行動を描きあげた『赤と黒』や『パルムの僧院』など、その著作はロマン主義とリアリズムにまたがる近代文学の最も偉大な先駆とされる。

大岡昇平

オオオカ・ショウヘイ

(1909-1988)東京生れ。京都帝大仏文科卒。帝国酸素、川崎重工業などに勤務。1944(昭和19)年、召集されてフィリピンのミンドロ島に赴くが、翌年米軍の俘虜となり、レイテ島収容所に送られる。1949年、戦場の経験を書いた『俘虜記』で第1回横光利一賞を受け、これが文学的出発となる。小説家としての活動は多岐にわたり、代表作に『武蔵野夫人』『野火』(読売文学賞)『花影』『レイテ戦記』(毎日芸術大賞)などがある。1971年、芸術院会員に選ばれたが辞退。

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