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「ストーリーテラーとしての冴えが、一段高い次元に達した観のある傑作」――柴田元幸。『幽霊たち』『ムーン・パレス』をも凌ぐ新たなる代表作、文庫化。

幻影の書

ポール・オースター/著、柴田元幸/訳

767円(税込)

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発売日:2011/10/01

読み仮名 ゲンエイノショ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-245114-4
C-CODE 0197
整理番号 オ-9-14
ジャンル 文芸作品、評論・文学研究
定価 767円

その男は死んでいたはずだった──。何十年も前、忽然と映画界から姿を消した監督にして俳優のへクター・マン。その妻からの手紙に「私」はとまどう。自身の妻子を飛行機事故で喪い、絶望の淵にあった「私」を救った無声映画こそが彼の作品だったのだから……。へクターは果たして生きているのか。そして、彼が消し去ろうとしている作品とは。深い感動を呼ぶ、著者の新たなる代表作。

著者プロフィール

ポール・オースター Auster,Paul

1947年、ニュージャージー州ニューアーク生まれ。コロンビア大学で英文学と比較文学を専攻、大学院中退後にフランスに渡る。詩、評論、翻訳等を手がけたあと、1985年から1986年にかけての「ニューヨーク三部作」(『ガラスの街』『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』)で小説家として世界的に注目を集め、以後現代アメリカ文学を代表する作家として活躍を続ける。

柴田元幸 シバタ・モトユキ

1954年、東京生まれ。翻訳家、東京大学名誉教授。文芸誌「MONKEY」編集長。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞を受賞。現代アメリカ文学を中心に訳書多数。

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