ゲンエイノショ
幻影の書


ポール・オースター 柴田元幸

「ストーリーテラーとしての冴えが、一段高い次元に達した観のある傑作」――柴田元幸。『幽霊たち』『ムーン・パレス』をも凌ぐ新たなる代表作、文庫化。

その男は死んでいたはずだった──。何十年も前、忽然と映画界から姿を消した監督にして俳優のへクター・マン。その妻からの手紙に「私」はとまどう。自身の妻子を飛行機事故で喪い、絶望の淵にあった「私」を救った無声映画こそが彼の作品だったのだから……。へクターは果たして生きているのか。そして、彼が消し去ろうとしている作品とは。深い感動を呼ぶ、著者の新たなる代表作。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-245114-4
C-CODE : 0197
整理番号 : オ-9-14
ジャンル : 外国の小説
外国の小説
発売日 : 2011/10/01

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ポール・オースター
Auster,Paul

1947年生れ。コロンビア大学卒業後、数年間各国を放浪する。1970年代は主として詩や評論、翻訳に創作意欲を注いできたが、1985年から1986年にかけて、『ガラスの街』『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』の、いわゆる「ニューヨーク三部作」を発表し、一躍現代アメリカ文学の旗手として脚光を浴びた。他の作品に『ムーン・パレス』『偶然の音楽』『リヴァイアサン』『ティンブクトゥ』『幻影の書』などがある。



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