クエキレッシャ
苦役列車


西村賢太


どれだけ慊かろうとも仕方がない。すべては自業自得のなせる業なのだ。

友もなく、女もなく、一杯のコップ酒を心の慰めに、その日暮らしの港湾労働で生計を立てている十九歳の貫多。或る日彼の生活に変化が訪れたが……。こんな生活とも云えぬような生活は、一体いつまで続くのであろうか――。青春に渦巻く孤独と窮乏、労働と痛飲、そして怨嗟と因業を渾身の筆で描き尽くす、平成の私小説家の新境地。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判
頁数 : 150ページ
ISBN : 978-4-10-303232-8
C-CODE : 0093
ジャンル : 小説
現代の小説(純文学)
発売日 : 2011/01/26

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書評
書評/対談

文学賞
第144回 芥川龍之介賞

映画化
「苦役列車」
2012年7月公開


雑誌から生まれた本
新潮から生まれた本

1,296円(定価) 購入


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西村賢太
ニシムラ・ケンタ

1967(昭和42)年、東京都生れ。中卒。2007(平成19)年『暗渠の宿』で野間文芸新人賞、2011年「苦役列車」で芥川賞を受賞。刊行準備中の『藤澤希清造全集』(全五巻別巻二)を個人編輯。文庫版『根津権現裏』『藤澤清造短篇集』を監修。著書に『どうで死ぬ身の一踊り』『二度はゆけぬ町の地図』『小銭をかぞえる』『廃疾かかえて』『随筆集 一私小説書きの弁』『人もいない春』『西村賢太対話集』『随筆集 一日』『一私小説書きの日乗』『棺に跨がる』『歪んだ忌日』『けがれなき酒のへど 西村賢太自選短篇集』ほか。

苦役列車
落ちぶれて袖に涙のふりかかる

判型違い



苦役列車


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