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短くも輝いていた星野道夫との日々。二人で見た風景を夫人が初めて語る――。

星野道夫と見た風景

星野道夫/著、星野直子/著

1,404円(税込)

本の仕様

発売日:2005/01/25

読み仮名 ホシノミチオトミタフウケイ
シリーズ名 とんぼの本
発行形態 書籍
判型 A5判
頁数 127ページ
ISBN 978-4-10-602123-7
C-CODE 0326
ジャンル 自伝・伝記、写真集・写真家、画家・写真家・建築家
定価 1,404円

写真家・星野道夫がヒグマの事故で急逝して8年。今も愛息・翔馬君と日本~アラスカを行き来して暮らす直子夫人が、二人の出会いから不慮の事故までの約5年半を振り返る。撮影に同行して一緒に見たアラスカの大自然と動物たち、思いがけない体験の数々。夫、そして父としての星野の素顔を不朽の名カット110余点と共に語る。

著者プロフィール

星野道夫 ホシノ・ミチオ

(1952-1996)千葉県市川市生れ。慶應義塾大学経済学部卒業後、動物写真家田中光常氏の助手を経て、アラスカ大学野生動物管理学部留学。以後18年間アラスカに暮らし、極北の自然と動物の生命の営み、人びとの暮らしを写真と文章で記録し続けた。『Alaska 極北・生命の地図』で木村伊兵衛写真賞受賞。1996(平成8)年、カムチャツカ半島で取材中、ヒグマに襲われ急逝。自然と人間に真摯に向き合った写真と文章、その温かい人柄は今も多くの人びとに愛され続けている。『星野道夫の仕事』全4巻、『星野道夫著作集』全5巻のほか、多くの写真集・エッセイ集がある。

星野直子 ホシノ・ナオコ

1969年東京都に生まれる。短大卒業後、書店勤務。1991年星野道夫と知り合い、1993年結婚。1994年長男・翔馬出産。夫の死後、長男と共に日本とアラスカを行き来しながら、星野道夫事務所にて作品の管理を務める。

目次


クマの親子の微笑ましさを切り取った
星野さんらしいカット


カリブーの季節移動撮影に同行。
このとき、カリブーの解体シーンに直面


川の中を移動するカリブーの群れ
略歴&目次
1952―─千葉県市川市に生まれる
1968──慶応義塾高等学校入学。
1968──移民船アルゼンチナ丸でロサンゼルスへ。約2ヵ月間アメリカを一人旅。
1971──慶応義塾大学経済学部入学、探検部に入る。
1973──アラスカ・シシュマレフ村でエスキモー家族・ウェイオワナ一家と3ヵ月間過ごす。
1976──慶応義塾大学を卒業後、動物写真の第一人者・田中光常氏の助手を約2年間務める。
1978──アラスカ大学受験のため渡米、シアトルの英語学校に通う。
   アラスカ大学野生動物管理学部入学(4年間留学する)。
   学業と同時にアラスカのフィールド撮影を開始。
1981──月刊誌『アニマ』(平凡社)3月号に「極地のカリブー 1000キロの旅」を発表。以後、雑誌を中心に作品を発表、執筆活動にも取り組む。
1985──最初の写真集『GRIZZLYグリズリー』(平凡社)刊行。
1986──第3回アニマ賞・受賞(『GRIZZLYグリズリー』)
1990──第15回木村伊兵衛写真賞・受賞(週刊朝日連載『Alaska 風のような物語』)

1991
 冬、日本………12月萩谷直子と会う
 出会い
 夢と花…直子さんを驚かせた星野さんの不意打ち事件!?
1992
 夏、アラスカ
 ★オーロラの国へ…直子さん初めてアラスカへ
1993
 春~夏………5月結婚
 新しい生活
 野の花を撮りに
 秋
 カリブーの心臓…名ハンターの解体職人技目撃!
 クマのいびき…クマの聖地で10日間のキャンプ!
 アーミッシュの村へ
 冬
 初めての冬
 うれしい知らせ
1994
 春~秋………11月長男・翔馬誕生
 天使を待つ間
 ウェルカム ベイビー!…待望の赤ちゃん誕生!! そのとき星野さんは…
1995
 冬~春
 運命の出会い
 夏~秋
 ボブ・サムとの旅
 お父さんになって…子煩悩全開な星野さんの素顔
 家族旅行
1996
 冬~春
 「カーツ」の謎
 夏………7月22日からロシア・カムチャツカ半島クリル湖TBSテレビ番組取材に同行。
 8月8日ヒグマの事故により急逝。
 見果てぬ夢

〈コラム〉
memories of ALASKA1 ムースのこと
2 映画のこと、音楽のこと
3 イチゴ事件
4 写真を撮ること
〈資料編〉
星野道夫著作リスト
アラスカMAP

担当編集者のひとこと

星野道夫と見た風景

 星野道夫さんが事故にあったのは1996年8月のこと。小社からの刊行物も多数あり、当時、雑誌『SINRA』に「ノーザンライツ」を連載中だったこともあって、星野さんはよく神楽坂に足を運んでくれました(特に長く帰国する冬に)。8月8日の突然の訃報に、ただ呆然としたことを思い出します。 たくさんの人が惜しんだ星野さんの急逝から、来年で10年目を迎えようとしています。この間、多くの追悼本や、再編集された写真集が刊行されました。それでも再度、《とんぼの本》で星野さんの本を出そうと思ったのには、訳があります。星野さんの撮影に何度も同行し、彼がシャッターを押した瞬間に立ち会い、その感動を共有した直子夫人の目に映った、星野道夫という稀代のカメラマンの実像を、もう一度描き出してみたかったのです。
 ただ、いくら時間がたったとはいえ、思い出を掘り起こすことは、直子さんに辛い思いをさせることにならないだろうか? そんな心配を胸に相談を持ちかけたところ、直子さんはインタビューを快諾してくれたのです。
 直子さん自身が作った年譜(小社刊『星野道夫著作集5』収録)を前に、星野さんの撮影日誌や直子さんの日記を確認しながら、なれそめからのお話を録音テープに収めていきました。撮影に同行した時のエピソードはもちろん、出会いから、交際、結婚、新婚生活、出産まで、私たちが知らなかった恋人、夫、また父としての星野さんの姿が、鮮やかに甦ってきました。そして、事故当時のことも言葉を選ぶように、とても気丈に話してくれました。
 直子さんは非常に物静かな方。穏やかな佇まいは、とても撮影に同行してフィールド生活を送ったなんて信じられないほど。それも、あんなに様々な場面に立ち会って……おっと、後は出来上がった本書をご覧いただくことにしましょう。今なお心を揺さぶる星野さんの写真とご夫妻の思い出が詰った宝箱、ぜひご覧下さい。

写真展やイベントの情報は
星野道夫公式ホームページ http://www.michio-hoshino.com



初めてのアラスカで、幸運にも目にしたオーロラが直子さんの心を動かしたという

2016/04/27

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