ダザイオサムトタビスルツガル
太宰治と旅する津軽


太宰治 小松健一 新潮社

名作『津軽』を道標に、その日、その時、太宰の目に映った光景を追憶する。

「ね、なぜ旅に出るの?」「苦しいからさ」……太宰が最も元気だった頃に書かれた紀行小説『津軽』のテキストをガイドに、故郷を旅した作家の足跡を追い、その悲喜こもごもの場面を追体験しながら、津軽半島を旅する。五度に及んだ自殺・心中の現場の心象風景もあわせて、文学紀行の名手・小松健一の写真でたどる。

発行形態 : 書籍
シリーズ : とんぼの本
判型 : A5判
頁数 : 143ページ
ISBN : 978-4-10-602192-3
C-CODE : 0395
ジャンル : 文学
日本文学の研究
発売日 : 2009/09/25

編集者のことば
編集者のことば

立ち読み
立ち読み


1,575円(定価) 購入


プロフィール 目次 感想を送る

太宰治
ダザイ・オサム

(1909-1948)青森県金木村(現・五所川原市金木町)生れ。本名は津島修治。東大仏文科中退。在学中、非合法運動に関係するが、脱落。酒場の女性と鎌倉の小動崎で心中をはかり、ひとり助かる。1935(昭和10)年、「逆行」が、第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。この頃、パビナール中毒に悩む。1939年、井伏鱒二の世話で石原美知子と結婚、平静をえて「富嶽百景」など多くの佳作を書く。戦後、『斜陽』などで流行作家となるが、『人間失格』を残し山崎富栄と玉川上水で入水自殺。



小松健一
コマツ・ケンイチ

昭和28(1953)年、岡山県生まれ。日本人の近現代文学、作家の原風景ほか、暮らしと風土、沖縄、環境問題など社会的テーマを追う。また、厳しい風土の中で自然と共生する民族の撮影をライフワークに地球巡礼をする。平成11(1999)年『雲上の神々』で第2回藤本四八写真文化賞、平成17(2005)年『ヒマラヤ古寺巡礼』で日本写真協会賞年度賞受賞。著書は『太宰治と旅する津軽』『三国志の風景』など。



新潮社 

太宰の生家、金木の斜陽館
撮影=小松健一


厳冬の竜飛岬
撮影=小松健一


小説『魚服記』の舞台といわれる藤の滝
撮影=小松健一


『津軽』名場面十選
序編
本編
 巡礼
 蟹田
 外ヶ浜
津軽富士八景
富嶽百景と甲府時代
 津軽平野
 西海岸
Column
滅びの風景
一 弘前
二 小動崎
三 鎌倉
四 谷川温泉
五 玉川上水

「無頼」に生きたふたり
 ――小説家・太宰治と写真家・田村茂をめぐって/小松健一

新刊お知らせメール

お気に入りの著者の新刊情報を、いち早くお知らせします!

太宰治 登録

小松健一 登録


日本文学の研究 登録


他の条件で登録する



ページの先頭へ戻る