ブソンホウロウスルブンジン
蕪村 放浪する「文人」


佐々木丞平 佐々木正子 小林恭二 野中昭夫

江戸ルネサンス最大のマルチアーティスト!

絵筆をとれば文人画から俳画まで自在にこなし、俳句を詠んでは芭蕉とならび、書にも抜群のセンスを示す、蕪村こそ詩・書・画、いわゆる三絶をきわめた、たぐいまれな総合芸術家だった! 旅を重ねた若き日から、京都に腰を落ち着けた円熟の晩年まで、大胆に変貌しつづけた蕪村の世界を、やさしく、懇切丁寧に追う。

発行形態 : 書籍
シリーズ : とんぼの本
判型 : A5判
頁数 : 127ページ
ISBN : 978-4-10-602195-4
C-CODE : 0371
ジャンル : 文学
日本文学の研究
発売日 : 2009/11/25

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佐々木丞平
ササキ・ジョウヘイ

1941年、兵庫県生れ。1965年、京都大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科美学美術史学専攻博士課程修了。日本近世絵画史専攻。京都府教育委員会、文化庁、京都大学教授をへて、2005年、京都国立博物館館長に就任。



佐々木正子
ササキ・マサコ

1950年、神奈川県生れ。1976年、東京芸術大学美術学部絵画科卒業。日本画家、京都嵯峨芸術大学教授。1999年、夫・丞平とともに、円山応挙の研究で日本学士院賞受賞(夫婦での受賞は同賞の創設以来初めて)。丞平との共著に『円山応挙研究』(1996 中央公論美術出版)、『文人画の鑑賞基礎知識』(1998 至文堂)、『古画総覧 円山四条派系』1~6(2000~2005 国書刊行会)、『古画総覧 文人画系』1(2006 国書刊行会)などがある。



小林恭二
コバヤシ・キョウジ

1957年、兵庫県生れ。1981年、東京大学文学部美学科卒業。1984年、「電話男」で第3回「海燕」新人賞受賞。1998年、『カブキの日』(1998 講談社)で第11回三島由紀夫賞受賞。主著に『ゼウスガーデン衰亡史』(1987 福武書店)、『半島記・群島記』(1988 新潮社)、『父』(1999 新潮社)、『宇田川心中』(2004 中央公論新社)など、俳句関係の著書に『俳句という遊び』(1991 岩波新書)などがある。

猫鮫の隠された生活


野中昭夫
ノナカ・アキオ

1934年、新潟県生れ。1957年、早稲田大学商学部卒業後、新潮社写真部に入社。「芸術新潮」のスタッフ・カメラマンとして長年、活躍。連載「ローカルガイド」及び「現代人の伊勢神宮」で日本雑誌写真記者会賞受賞。現在、フリー。撮影を担当した単行本には、白洲正子ほか『白洲正子のきもの』(2002)、牧山桂子『白洲次郎・正子の食卓』(2007)、『白洲次郎・正子の夕餉』(2008 全て新潮社)など、とんぼの本シリーズにも『道祖神散歩』(1996)、『蕪村 放浪する「文人」』(2009)などがある。

〈第一章〉蕪村 江戸の総合芸術家
佐々木丞平
佐々木正子

〈I〉蕪村、二十の旅立ち
〈II〉修業時代
〈III〉総合芸術の完成期
〈第二章〉俳人蕪村の実力
小林恭二
〈附〉蕪村句のイメージを求めて
【撮影】野中昭夫

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