まえがき――講義のまえに
1 書きたいことは何か
何を書くか――の発見/書き出しについて/書きたいことがあるか
2 創作の糸口を見つける
スパークする面白さ/東洋の表現、西洋の表現
3 連想する、想像して創造する
日常と非日常/春の愁い
4 物語のまなざし――視点と文体
「彼らは殴りあうだけではない」/ハードボイルドの文体と視点の問題/登場人物の年齢
5 短編小説を読む
読んでみましょう/誰の作か?/アンソロジーのこと/三人の読み方
6 演習 話を聞いてコラムを書く
7 演習 天野慶さんにインタビューをする
8 演習 それぞれのコラムを読む
9 「伝える」ということ
もうひとつの「ようこそ先輩」
10 独自の表現――偏愛と執着
塚本邦雄の瞬篇小説/『詩趣酣酣(しいしゅかんかん)』/表記への執着/花の生死
11 「出会う」体験――創作と共感
天野慶さん、再び/共感について/なぜ書くか/読まれるための努力
12 書籍編集という仕事
書籍編集者に聞く――作家と編集者のせめぎ合い/書き手をリードする裏方/新人賞のことなど/若い作家/作家の神々しさ/日本は文芸の国/雑学のすすめ/編集者に必要なもの
13 雑誌編集という仕事
雑誌編集者に聞く――伝える仕事/新人賞/《自分探しの小説》と《根拠なきモテ系小説》、そして/新しい作家との出会い/編集者の仕事/「文芸」と「エンターテインメント」
14 作品にふさわしい真実――表現と個性
解釈の余地/事実と真実
15 「語る」妙味
ナレーター北原久仁香さんに聞く――北原さんの紹介/語る、という仕事/舞台で語る
16 《もの》を見る目――作家の好奇心
何をどう書くか
17 「分かる」ということ――特別な能力
赤木かん子さんのこと/目覚めの瞬間/ワクワクについて/「アマデウス」/「分かる」ということ/読むという表現
あとがき――講義を終えて
人名・作品名索引