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未練、執着、独善――。それでも潔く生きる。

男の引き際

黒井克行/著

734円(税込)

本の仕様

発売日:2004/06/18

読み仮名 オトコノヒキギワ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 190ページ
ISBN 978-4-10-610074-1
C-CODE 0236
整理番号 74
ジャンル 倫理学・道徳、ノンフィクション
定価 734円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2012/01/27

一生のうちに同じ局面は二度とやってこない。たった一度の判断が、評価を大きく左右する。それが「引き際」だ。では、引き際を見事に飾れた人と誤った人は、何が違ったのだろうか。完全燃焼できるまで頑張る、一つのことを成し遂げたことでけじめをつける、過去の実績とは全く関係ない世界に新たに挑戦する――。6タイプ9人の引き際にまつわる物語をひもときながら、男にとって引き際とは何かを探る。

著者プロフィール

黒井克行 クロイ・カツユキ

1958年、旭川市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経て、ノンフィクション作家として独立。人物ドキュメント及びスポーツ全般にわたって執筆活動を展開している。主な著書に『テンカウント』(新潮社)、『男の引き際』(新潮新書)、『工藤公康「42歳で146㎞」の真実』(講談社+α新書)、『高橋尚子 夢はきっとかなう』(学習研究社)など。

目次

はじめに
第一章 完全燃焼
江夏豊
寺尾常史
第二章 哲学
本田宗一郎と藤澤武夫
第三章 転身
堀田力
第四章 けじめ
鐘ケ江管一
第五章 惜しまれて
池永正明
荒井注
第六章 挑戦
小出義雄
第七章 晩節
あとがき

まとめテーマでくくる 本選びのヒント

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信念を貫く

「事業の進歩発達に最も害をするものは、青年の過失ではなくて、老人の跋扈である」
 明治期に活躍した経済人、住友二代総理事・伊庭貞剛の言葉です。その伊庭は四年で総理事を辞めています。その時五十八歳。次の総理事は四十四歳でした。一代でホンダを世界的自動車メーカーにした本田宗一郎が、社長を辞めたのは六十六歳。次の社長は四十五歳でした。
 伊庭と本田に共通するのは、しっかりとした後継者を育てたことはもちろんですが、強い信念を持っていて、それが年を重ねることで変わることなく、最後まで全うしたことでしょう。本書では九人の見事な引き際を紹介していますが、彼らに共通するのは、信念を持っていることです。信念を貫く――簡単なようで、実は一番難しい。だからこそ、それができた人たちが、輝いて見えるのでしょう。
掲載:2004年6月25日

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