ホーム > 書籍詳細:男はなぜネクタイを結ぶのか

ひとかどの男なら首元に主張がある。形や柄から結び方まで――。

男はなぜネクタイを結ぶのか

出石尚三/著

734円(税込)

本の仕様

発売日:2006/06/20

読み仮名 オトコハナゼネクタイヲムスブノカ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 208ページ
ISBN 978-4-10-610171-7
C-CODE 0236
整理番号 171
ジャンル ファッション
定価 734円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2012/02/24

ひとかどの男なら首元に主張がある――。なぜチャーチルは蝶ネクタイを好んだのか。なぜウィンザー公はウィンザー・ノットをしなかったのか。なぜオナシスは長目に結んだのか。なぜ「ボンド」はニット・タイを好んだのか。なぜケネディはスリムなものを選んだのか。……ファッション探偵の著者が、ポワロのごとく、あるいはマーロウのごとく、首元にまつわる謎の歴史を鮮やかな推理で解き明かす。

著者プロフィール

出石尚三 イズイシ・ショウゾウ

1944(昭和19)年、香川県生まれ。服飾評論家、ファッション・エッセイスト、ウォッチオブザイヤー審査委員長。1964年、ファッション界に入る。以来、メンズ・ファッション一筋に活躍。著書に『ロレックスの秘密』『完本ブルー・ジーンズ』『男のお洒落』など。

目次

はじめに――ルイ十三世とクラヴァット
1 なぜブラムメルはクラヴァットに糊をつけたのか
2 なぜテック公は新しい結び方を考えたのか
3 なぜリプトンは独自の蝶ネクタイを考案したのか
4 なぜワイルドはフォア・イン・ハンドを結んだのか
5 なぜプッチーニはバタフライを流行らせたのか
6 なぜチャーチルは蝶ネクタイを好んだのか
7 なぜコレットは女性なのにネクタイを結んだのか
8 なぜモームは白い付け襟にしたのか
9 なぜフジタはあえてミス・マッチにしたのか
10 なぜ「マーロウ」は濃紺を選んだのか
11 なぜ「ポワロ」は結び直したのか
12 なぜウィンザー公はウィンザー・ノットをしなかったのか
13 なぜ「ギャツビー」は英国製を好んだのか
14 なぜグリーンはクラブ・タイに執着したのか
15 なぜダリはネクタイを描いたのか
16 なぜオナシスは長目に結んだのか
17 なぜ「ボンド」はニット・タイを好んだのか
18 なぜケネディはスリムなものを選んだのか
19 なぜライアルは控え目に描写したのか
あとがき――諸井薫のノオ・ネクタイ

ネクタイ用語集
主要参考文献

蘊蓄倉庫

蝶ネクタイをしなかったばかりに……

 英国のチャーチル首相のトレードマークは蝶ネクタイ。ところが、1945年のポツダム会談では、珍しく普通の結び下げをしています。ひょっとすると、米国のトルーマン大統領は蝶ネクタイで出席との情報を事前に得て、あえて避けたのかもしれません。それはともかく、この会談中の総選挙でチャーチルの保守党は大敗します。以後、ポツダム会談は労働党のアトリー首相にバトン交代。チャーチルは「あの時、いつものように蝶ネクタイを結んでいればなあ」と舌打ちしたことでしょう。

掲載:2006年6月25日

感想を送る

新刊お知らせメール

出石尚三
登録する
ファッション
登録する

同じジャンルの本

書籍の分類

男はなぜネクタイを結ぶのか

以下のネット書店よりご購入ください。

※対応端末でお探しください。

Shincho Live!