はじめに
第一章 現代イランの生活をのぞく
花咲くパーティー文化/ネクタイ姿は西洋かぶれの今昔/厳格な服装取り締まりの是非/チャドルとミニスカートのあいだ/「みだらな姿」を定義すれば/女性はサッカー観戦禁止/抗えない「文化侵略」/コネ社会で口コミ社会
第二章 「ペルシャの誇り」をひと皮むけば
映画『300』は政治宣伝か/イスラムか、ナショナリズムか/アレキサンダーは「侵略者」/「白人」のイラン人と「黒人」のアラブ人/ペルシャ語辞書に「反省」はなし/ドバイに激しく嫉妬する/ペルシャ湾か、アラビア湾か/イスラエルは敵か?/中東の知られざる三角関係
第三章 イランは本当に世界の脅威なのか?
シーア派=「イラン化したイスラム」/革命の輸出/たかがバーレーン/脅威論も民族の「肥やし」に/ヒズボラ支援の真相/自爆テロ部隊の虚実/イラクをにらむ/「大イラン」への野望/核エネルギーか、核兵器か/核開発の理由/不透明な政治システム/核武装への野望ありや?/「嘘は方便」はイランの常識/解決への秘策
第四章 嗚呼アメリカよ、もう一度……
テヘランのコカ・コーラ/実は、中東一の親米派?/アメリカ悪行博物館/大使館占拠人質事件/反米の原点/悲劇の主人公/アメリカともう一度やり直したい/「悪魔も態度を改めれば悪魔ではない」/屈折した愛情
第五章 イランが抱える爆弾
イスラム体制の「危険因子」/「次期最高指導者」失脚の真相/最大のタブー/イランのアラブ人/クルド人とスンニ派
おわりに