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なんでこんなに多いの? 実は世界第5位の外国人労働者流入大国! そのカラクリと彼らの本音。

コンビニ外国人

芹澤健介/著

821円(税込)

本の仕様

発売日:2018/05/17

読み仮名 コンビニガイコクジン 
シリーズ名 新潮新書
装幀 新潮社装幀室/デザイン
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 223ページ
ISBN 978-4-10-610767-2
C-CODE 0236
整理番号 767
ジャンル 政治・社会
定価 821円
電子書籍 価格 821円
電子書籍 配信開始日 2018/05/25

全国の大手コンビニで働く外国人店員はすでに4万人超。実にスタッフ20人に1人の割合だ。ある者は東大に通いながら、ある者は8人で共同生活をしながら――彼らはなぜ来日し、何を夢見るのか? 「移民不可」にもかかわらず、世界第5位の「外国人労働者流入国」に日本がなったカラクリとは? 日本語学校の危険な闇とは? 丹念な取材で知られざる隣人たちの切ない現実と向き合った入魂のルポルタージュ。

著者プロフィール

芹澤健介 セリザワ・ケンスケ

1973(昭和48)年、沖縄県生まれ。横浜国立大学経済学部卒。ライター、編集者、構成作家。NHK国際放送の番組制作にも携わる。長年、日本在住の外国人の問題を取材してきた。著書に『血と水の一滴 沖縄に散った青年軍医』、共著に『死後離婚』などがある。

目次

はじめに
第一章 彼らがそこで働く理由
「日本に来たかったから、がんばりました」/アルバイトは週に二十八時間まで/外国人留学生がコンビニで働く理由/一〇〇万人の外国人労働力に依存する日本/さらに増え続ける「在留外国人」/急増するベトナム人・ネパール人/ベトナムの日本語ブーム
第二章 留学生と移民と難民
五人に二人が外国人という状況/「その他」の在留外国人たち/政府の外国人受け入れ制度/「移民」とはどんな人たちか/日本の先を行く韓国の「雇用許可制度」/ドイツの「ガスト・アルバイター」
第三章 東大院生からカラオケ留学生まで
コンビニ奨学生として日本へ留学/八人で共同生活/沖縄で急増するネパール人/「辞めないでほしい」と毎月一万円/「日本に来てから成長しました」/沖縄とネパールの関係/留学生の間にはびこる人種差別/ミャンマー人留学生が集まる街/日本で働きたくても働けない
第四章 技能実習生の光と影
コンビニも技能実習制度の対象に?/技能実習生の労働環境/技能実習生の人権を守るために/留学生が実習生をトレーニングする?/沖縄ファミリーマートの「留学生インターンシップ」
第五章 日本語学校の闇
九割が留学生という大学/中国人専用の予備校に通う留学生/全国に六〇〇校以上、乱立する語学学校/年収一〇〇万円の日本語教師/教師一人で留学生一〇〇人という現場も/日本語学校の管理ははじまったばかり/日本語学校が留学生の書類を偽造/人材派遣業化する日本語学校/“出稼ぎ留学生”が訴えた日本語学校/日本を目指す外国人留学生のルート/「犯罪はよくないが……」地方の経営者の本音/ネパールの日本語教育事情/日本語学校のこれから
第六章 ジャパニーズ・ドリーム
ベトナム人の元留学生が兄弟で起業/外国人起業家に向けた「スタートアップビザ」/外食産業の風雲児はネパール人の元留学生/犯罪組織に加担してしまう留学生/「またコンビニで働きたいよ」/風俗店で働く現役留学生たち/増加する不法残留者と難民申請者/「日本人ですけど、日本語を話せません」
第七章 町を支えるピンチヒッター
人口が減り続ける日本/そして労働力の奪い合いがはじまる/“国際都市”新宿の取り組み/多文化共生を推進する広島県・安芸高田市/日本初の公立日本語学校を開設した北海道・東川町/十一カ国の外国人が暮らす「いちょう団地」/学生たちが自治に参加する「芝園団地」
おわりに――取材を終えて

担当編集者のひとこと

コンビニから日本の未来が見えてくる

 コンビニではすでに中国出身の人が多く働いていることは知っています。でも最近、名札が漢字でなくカタカナの人が増えました。チャンさんにホアンさん、ホーさんに……グエンさん? それにどこ出身かわからぬアジア系の人も多いこと! 実はいま、コンビニではベトナムやネパールの人が急増中なのです。では彼らはそもそも何者で、なぜ来日し、どう暮らしているのか? そのシンプルな問いに答えたのが『コンビニ外国人』です。著者の芹澤健介さんは地道にコンビニを訪ね、外国人店員から話を聞き、海外にまで足を延ばして知られざる隣人たちの本音と日本の現状を炙り出してゆきます。渾身のルポルタージュです。

2018/05/25

薀蓄倉庫

日本が世界第5位の「外国人労働者流入大国」?!

 日本政府は従来、何度も「移民政策をとることは断じてない」と明言しています。でもその割に、最近、コンビニの店頭を筆頭に、外国人の労働者が目立って増えているような……。実はOECDの報告によると、意外なことに、すでに日本は世界第5位の「外国人労働者流入大国」なのだと『コンビニ外国人』の著者は明かします。
 この10年で、日本で働く外国人労働者数は約2.6倍に増加、在留者数は約250万人に達しています(2017年6月時点)。名古屋市の人口を上回るこれらの人たちは、実質、移民ではないの……?
 そのカラクリについては本書で。

掲載:2018年5月25日

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