タチハラセイシュウ
立原正秋


高井有一

人間・立原正秋の哀しいまでに必死な生と死を、克明かつ友愛をこめて照らしだした画期的評伝。毎日芸術賞受賞。

独自の美学に貫かれた華やかな作家活動の背後に、秘められた二重の生涯があった……。日韓の狭間に生きた五十四年間に、六つの名前を持ち、年譜さえも虚実とりまぜて自ら創作せざるを得なかった、孤独な苦闘の軌跡。生れながらの日本人以上に日本人になろうとした、人間・立原正秋の哀しいまでに必死な生と死を、克明かつ友愛をこめて照らしだした画期的評伝。第33回毎日芸術賞受賞。

発行形態 : 新潮オンデマンドブックス
判型 : 新潮オンデマンドブックス
頁数 : 304ページ
ISBN : 978-4-10-865058-9
発売日 : 2001/02/02


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高井有一
タカイ・ユウイチ

1932(昭和7)年、東京生れ。本名田口哲郎。早大英文科卒。共同通信社文化部在職中の1964年、立原正秋らと共に同人誌「犀」の創刊に参加。1965年『北の河』で芥川賞受賞。端正な文体で叙情的な香気を保つ小説世界を展開し、1976年『夢の碑』で芸術選奨文部大臣賞、1984年『この国の空』で谷崎潤一郎賞、1990(平成2)年『夜の蟻』で読売文学賞、1992年『立原正秋』で毎日芸術賞、1999年『高らかな挽歌』で大仏次郎賞を受賞。


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