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一家の暗い宿命を負って生きた91歳の母の死の前後を静謐な文章で淡々と綴った母への絶唱である表題作ほか6編の短編を収録。

愁月記

三浦哲郎/著

2,268円(税込)

本の仕様

発売日:2002/07/05

読み仮名 シュウゲツキ
シリーズ名 新潮オンデマンドブックス
発行形態 オンデマンドブックス
判型 新潮オンデマンドブックス
頁数 210ページ
ISBN 978-4-10-865200-2
定価 2,268円

一家の暗い宿命を負って生きた母が、九十一歳で長かった辛い人生を終えようとしている。その死の前後を静謐な文章で淡々と綴った母への絶唱「愁月記」ほか、久しぶりに肉親たちや著者自身に関わる作品ばかりで編む待望の短篇集。収録作七篇は、それぞれ『忍ぶ川』『白夜を旅する人々』など、著者自らの運命の系譜を辿る諸作に連なるもので、短篇の名手が遺憾なく真骨頂を発揮する。

著者プロフィール

三浦哲郎 ミウラ・テツオ

(1931-2010)1931(昭和6)年、青森県八戸市生れ。日本芸術院会員。早稲田大学を中退し、郷里で中学教師になるが、1953年に再入学。仏文科卒。1955年「十五歳の周囲」で新潮同人雑誌賞、1961年「忍ぶ川」で芥川賞を受賞。主著に『拳銃と十五の短篇』(野間文芸賞)、『少年讃歌』(日本文学大賞)、『白夜を旅する人々』(大佛次郎賞)、『短篇集モザイクI みちづれ』(伊藤整文学賞)等。また短篇「じねんじょ」「みのむし」で川端康成文学賞を二度受賞。2010(平成22)年8月29日没。

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