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【特集】〈永久保存版〉30人の批評家が投票! 日本アニメ ベスト10

芸術新潮 2017年9月号

(毎月25日発売)

1,440円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2017/08/25

発売日 2017/08/25
JANコード 4910033050971
価格 1,440円(税込)
●目 次

【特集】永久保存版
30人の批評家が投票!
日本アニメ ベスト10
《誕生100周年記念》

◆ special features ◆

ベスト作品ランキング
ベスト監督ランキング

日本アニメ ベスト10
ランキング徹底解説
談 氷川竜介

コラム 日本アニメなんでもベスト10
(1)過去のアンケートランキング
(2)興行収入&DVD売り上げ&長寿番組

私の日本アニメ
ベスト10全リスト
30人の投票とコメント

2016年に何が起こったのか?
対談 氷川竜介×さやわか

私が愛したアニメ
クリエイターズ・インタビュー
片渕須直 大塚康生さんをテコにして
瀬下寛之 CGを武器に天才達を追う
米林宏昌 ジブリで培った財産をさらに進化させる
新房昭之 『紅三四郎』と『タイガーマスク』
長井龍雪 『エヴァンゲリオン』の気持ちよさ
特別篇 1988年のインタビュー再録
高畑勲 人間を再発見する力

「死ぬ前にどうしてもアニメを作りたい」
村上隆『6HP』の挑戦

グラフ 日本アニメ表現進化論
解説 氷川竜介

今、アニメの時代
それはなぜ日本で発展したのか?
文 津堅信之

日本アニメ100年史年表

アニメの世界を体感する展覧会案内

◆ special feature ◆

第2特集
追悼 田原桂一
時をこえる「光の意志」

文 宮本和英

◆ art news ◆

◇ exhibition ◇

不良転じて画家となる
不染鉄の画遊人生

アウトサイダー・アートの極北
死刑囚が描いた絵

姦通、情死、逃避行
――華麗なる大正の恋もよう
文 坂本葵

◇ book ◇

篠山紀信の
決定的瞬間 in KABUKI

◇ memories ◇

昭和残影
木版画家・山高登がみつめた東京の風景

◇ review ◇

「サンシャワー 東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」
森洋史
塩出麻美
「日タイ修好130周年記念特別展 タイ ~仏の国の輝き~」より

◇ global news ◇

Milano「ジャンカルロ・ヴィターリ:タイムアウト」展
New York コンド・ニューヨーク
Nantes ナント美術館 新装オープン
London「ドリーマーズ・アウェイク」展

◆ regular features ◆

◇巻頭◇

ちょっといいで書?〈5〉
【ストリートで見つけた気になる字】
選・文 中澤希水

GOODS & SHOP

時と光の美術館〈5〉
ディオール

◇ 連載 ◇

リ・アルティジャーニ
ルネッサンス画家職人伝
〈10〉フィレンツェへの里帰り3
ヤマザキマリ とり・みき

定形外郵便〈40〉
文 堀江敏幸

海外アート
Study最前線〈28〉
文 前橋重二

千 宗屋の
飲みたい茶碗、
点てたい茶碗〈38〉

TONY & INOCCHI 
マンガ展評
ちくちく美術部〈28〉

◇ PICK UP ◇

movie 野崎歓
book 諏訪敦
recommend  編集部のおすすめ!
成相肇の やっかい もっかい てんらんかい〈17〉
exhibition 全国展覧会情報

次号予告

芸術新潮特別企画
 伝統と品質が描く喜びを教えてくれる
 「ファーバーカステルアカデミー at Itoya」

 連載 美に魅せられて/アジア文化芸術協会〈20〉
 法華寺 十一面観音立像

ART CAFÉ

最新号PICK UP

日本アニメ100年にふさわしいランキングとは?

 批評家30人の投票により、日本アニメ100年の作品ランキングを作る――。この企画のヒントになったのは、本誌1993年2月号の特集「アンケート 戦後美術ベストテン!」だ。評論家や学芸員など30人の投票で、日本の戦後美術のベスト作品とベスト作家を選定する、という企画だった。昨年、記録的なヒット作となった『君の名は。』を2度ほど観て、続いて『この世界の片隅に』で劇場が立ち見客で溢れているのを目にして、このアニメ版のアンケートベスト10企画を構想し始めた。
 実は過去にも、アニメのアンケートランキングが作られた例はあった。が、どれも納得のいくランキングではなかった。例えば、「世界と日本のアニメーションベスト150」(ふゅーじょんぷろだくと)というムックでは、アニメ業界関係者へのアンケートで、世界と日本の作品がひと括りにされたため、ソ連の作家ユーリ・ノルシュテインの作品が1位と2位を占めることになった。また「オールタイム・ベスト 映画遺産 アニメーション篇」(キネマ旬報社)では、「映画」に限定されたせいで、『ヤマト』も『ガンダム』も『エヴァ』も上位に入ってくることはなかった。
 さらにもうひとつ、気になる動きがあった。NHK BSで、日本アニメ100周年を記念して、「ベスト・アニメ100」という視聴者投票が行なわれることが発表されたのだ。その様子を注視しつつ、本誌のアニメ特集の準備を進めていった。そして、NHKの投票結果が発表された。1位&2位が『TIGER & BUNNY』のテレビ版と劇場版、3位は『魔法少女まどか☆マギカ』、4位&5位が『ラブライブ!』(テレビ1期と2期)。そうか、現役の若いアニメファンによる人気投票となったのか……。これを見て、本誌の企画は決まった。批評家の方々の見識をお借りして、日本アニメ100年にふさわしいランキングを作ろう。
 ということで、結局のところ本誌のランキングがどうなったのかは、ぜひ誌面をご覧いただきたい(監督ランキングは本誌HP立ち読みで公開中)。おそらく多くのアニメファンが、なるほど、と納得してくれるであろう結果となっている。またその一方で、「えっ、この作品がこんなに上位に!?」という驚きもあるはずだ。他にも気鋭の監督たちのインタビューなど、たっぷりと読み応えのある特集となっているので、ぜひじっくりお読みいただきたい。

この号の誌面

編集長から

批評家30人が選ぶ
日本アニメのベスト10

 初めて国産の短編アニメ映画が公開されたのは1917年。以来、日本アニメは独自の進化を遂げ、世界でも例がない一大カルチャーとなった。そこで誕生100周年を機に、アニメに造詣が深い批評家30人にアンケートを実施。お題は「100年の歴史の中で、もっとも重要だと思われる10作品をお挙げください」。集計した名作ランキングと批評家たちの選評から、歴代の金字塔がいかに挑戦的だったかが見えてくる。さらに、時代ごとの表現や手法の転機、デジタル時代到来による大きな変容、当たり年だった昨年の現象などを分析しながら、日本アニメの変遷をたどる。『この世界の片隅に』の片渕須直、『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の新房昭之、『メアリと魔女の花』の米林宏昌ら、気鋭の監督たち6名のインタビューも必読だ。
 第2特集は追悼の意をこめて田原桂一。ヨーロッパで最初に評価された日本人写真家の、未完の大作を紹介する。

芸術新潮編集長 吉田晃子

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