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小島慶子×武田砂鉄「これからの夫婦の形」

小島慶子×武田砂鉄「これからの夫婦の形」 〜『幸せな結婚』(小島慶子著)刊行記念イベント〜

 テレビ番組や連載コラムで見せる率直で鋭い発言が人気の小島慶子さん。近年は小説の分野でもその活躍が目立ちます。
 新刊『幸せな結婚』では、欲望に忠実に生きる現代の夫婦の姿が赤裸々に描かれています。出版社を退職して主夫になった浩介は育児に追われていますが、カリスマスタイリストとして成功する妻の美紅は仕事に夢中で家庭を顧みようとはしません。出産前はライターをしていた恵は孤独な育児に疲弊していますが、ラジオDJをする夫の英多は全く手伝おうとせず、心の溝が広がって行きます。不満を抱える浩介と恵がある日公園で出会ったところから、物語は始まります。
 この作品の刊行記念イベントのお相手として、小島さんから名前が挙がったのは武田砂鉄さんでした。武田さんは『紋切型社会』で批評家、ライターとして注目を集め、その後も『芸能人寛容論』や『日本の気配』などで日本社会の様々な現象に独自の目線で切り込んでいます。
 お二人は現在「VERY」で連載中という共通点がありますが、『幸せな結婚』にはそんなお洒落な雑誌に紹介されていても不思議はない、一見完璧な夫婦が登場します。彼らの陥る危機を通して、見えて来る本当の幸福とは――?
 イベントでは、作品に関連して、お二方の夫婦論や幸福な結婚の在り方などについてもお話を伺っていきたいと思います。

〈プロフィール〉
■小島慶子(こじま・けいこ)
1972年生まれ。放送局勤務を経て独立、各種メディア出演やエッセイ執筆を行う。東京大学大学院情報学環客員研究員。著書に『解縛(げばく)』『るるらいらい「日豪往復出稼ぎ日記」』『歳を取るのも悪くない』(養老孟司氏との共著)、小説『わたしの神様』『ホライズン』などがある。

■武田砂鉄(たけだ・さてつ)
1982年東京都生まれ。大学卒業後、出版社で主に時事問題・ノンフィクション本の編集に携わり、2014年秋よりフリーで活動。初めての著書『紋切型社会』で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞し、注目される。現在「文学界」など多数の連載を抱える。他の著書に『芸能人寛容論』『コンプレックス文化論』『せいのめざめ』(益田ミリ氏との共著)『日本の気配』がある。

開催日時 2018年6月25日(月)19:00~20:30(開場18:30)
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko  東京都新宿区矢来町67
(東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ)
問い合わせ先 新潮社ラカグ室
fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 〈チケット〉
■2,000円/自由席
■1,800円/自由席(神楽坂ブック倶楽部会員限定)

※トーク終了後、会場で書籍を購入された方を対象に小島慶子さん、武田砂鉄さんのサイン会を予定しております。また時間の都合上、サインは登壇者1人につきお1人様1冊とさせていただきます。あらかじめご了承ください。

※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。

※開場は開演の30分前です。