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TBS系列「王様のブランチ」に『手のひらの京』が登場!

10月1日(土)TBS系列「王様のブランチ」に『手のひらの京』が登場!

デビュー15周年となる長編小説は、京都で生まれ、京都で育ち、一つ屋根の下で暮らす三姉妹の物語。
番組では、本作の舞台を、京都生まれの著者が歩きながら、インタビューに答えました。
この秋、大きな話題となっている本作の魅力とは……。


[主人公、京都に暮らす奥沢家三姉妹の人物像]
■結婚が気になりはじめた図書館員の31歳。恋人がいない。出会いがない。でも結婚したくて子どももほしい長女・綾香。
「子どもを作らなきゃ、でもその前に結婚しなきゃ。」

■恋愛体質120%! ただいま社内恋愛中。筋金入りの負けず嫌いで、職場のお局さまのいけずも撃退するタフな次女・羽依。
「いったい何様のつもりなん、この男。関西の男でさぶいのは、あかんわ。」

■大学院でタンパク質の研究に打ち込むリケジョ。家族も京都も好きだけれど、就職を機に故郷を出るか迷う三女・凜。
「私さ、就職先は関東の方で、って考えてるねん。」


[担当編集者より]
しっかりしているようで不器用な長女ならではの悩みや、また、恋愛の駆け引きに疲れてしまったり、これから自分の人生をどこでどのように歩んでいくのがよいのか考えたり……。誰しも経験のある悩みにまっすぐに向き合いながら、それぞれの答えを出していく三姉妹とともに、いつしか一緒に元気をもらって、自分も前を向いて生きていこうと不思議と力が湧いてくる小説です。

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著者紹介

綿矢りさワタヤ・リサ

1984年京都生まれ。2001年『インストール』で文藝賞受賞。早稲田大学在学中の2004年に『蹴りたい背中』で芥川賞受賞。2012年『かわいそうだね?』で大江健三郎賞、2020年には『生のみ生のままで』で島清恋愛文学賞受賞。『勝手にふるえてろ』『ひらいて』『私をくいとめて』など映像化作品も多い。ほかの著書に『憤死』『手のひらの京』『オーラの発表会』『あのころなにしてた?』など。

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