イベント終了しました
吉田勝次×角幡唯介「『地球探検』大放談!」
『洞窟ばか すきあらば前人未踏の洞窟探検』(吉田勝次著)刊行記念トーク
吉田勝次×角幡唯介「『地球探検』大放談!」
国内外で1000を越える洞窟に挑んできた洞窟探検家の吉田勝次さん。初めて洞窟に入ったのは28歳のとき。完全な暗闇と洞窟が持つ強烈なパワーに圧倒され、「自分がやりたかったのはこれだ!!」と、洞窟の魅力にとりつかれてしまったといいます。
その後、未踏の洞窟を発見しては挑む「洞窟病」は重症化の一途をたどり、A4サイズの隙間があれば体を押し込み、ロープ1本で400メートルの縦穴を下る……。何度も死にそうな目に遭いながらも奮闘する姿は、TBSテレビ「クレイジージャーニー」などでも取り上げられ、観る者を驚かせています。
そんな吉田さんと対するのは、探検家かつノンフィクション作家の角幡唯介さん。チベットのツァンポー峡谷の奥地で何度も死にかけ、雪男を探すためヒマラヤ山中に60日間潜み、あるいは凍傷にかかりながら北極圏を走破するといった壮絶な体験を綴った数々の作品で、大宅賞をはじめ、数々の文学賞を受賞されています。
常人には理解できない境地へと向かっていく吉田さんと角幡さん。いったい何が、二人を駆り立てるのでしょうか。モチベーションから探検テーマの決め方、絶対絶命のピンチから生還できた理由、はたまた大きな声では明かせない話まで、大いに語っていただきます。
〈プロフィール〉
■吉田勝次(よしだ・かつじ)
1966年、大阪府生まれ。洞窟探検家。(有)勝建代表取締役、(社)日本ケイビング連盟会長。洞窟のプロガイドとして、テレビ番組での洞窟撮影、学術調査、研究機関からのサンプリング依頼、洞窟ガイド育成など、洞窟に関わるすべてを請け負う。洞窟をガイドする事業「地球探検社」、洞窟探検チーム「JET」、洞窟探検プロガイドチーム「CiaO!」主宰。
■角幡唯介(かくはた・ゆうすけ)
1976年、北海道生まれ。ノンフィクション作家、探検家。早稲田大学探検部OB、元朝日新聞記者。著書に『空白の五マイル』『雪男は向こうからやって来た』『アグルーカの行方』『探検家、36歳の憂鬱』『探検家の日々本本』『旅人の表現術』など。近著『漂流』は自身の体験ではなく沖縄の猟師の人生を追い、新たな境地を開く。
開催日時 | 2017年7月5日(水) 19:00〜20:30(受付開始18:30) |
---|---|
会場 | la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko 東京都新宿区矢来町67 (東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ) |
問い合わせ先 | 新潮社ラカグ室 fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp |
URL | 詳細はこちらをご覧ください。 |
備考 | ■2,000円/自由席 ■1,800円/自由席(神楽坂ブック倶楽部会員限定) ※トーク終了後に吉田勝次さんの『洞窟ばか』、角幡唯介さんの著書へのサイン会を開催いたします。書籍は会場でも販売いたします。なお時間の都合上、書籍は1著者につき1冊とさせていただきます。 ※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。 ※開場は開演の30分前です。 |
著者紹介
角幡唯介カクハタ・ユウスケ
1976(昭和51)年、北海道芦別市生れ。探検家・ノンフィクション作家。早稲田大学政治経済学部卒、同大学探検部OB。2003(平成15)年朝日新聞社入社、2008年退社。著書に『川の吐息、海のため息』、『空白の五マイル』(開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞)、『雪男は向こうからやって来た』(新田次郎文学賞)、『アグルーカの行方』(講談社ノンフィクション賞)、『探検家の憂鬱』、『探検家の日々本本』(毎日出版文化賞書評賞)、『漂流』、『旅人の表現術』、『探検家、40歳の事情』、『極夜行』(Yahoo! ニュース 本屋大賞2018年ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞)、『新・冒険論』、『極夜行前』、『探検家とペネロペちゃん』、『エベレストには登らない』などがある。