三島由紀夫賞



第十六回三島由紀夫賞




受賞作品


『阿修羅ガール』 舞城王太郎

新潮社 2003年1月刊



選評


筒井康隆 宮本輝 高樹のぶ子 福田和也 島田雅彦



候補作品


エミリー 嶽本野ばら 集英社
キャベツの新生活 有吉玉青 講談社
世界がはじまる朝 黒田晶 河出書房新社
阿修羅ガール 舞城王太郎 新潮社
壊れるほど近くにある心臓 佐藤智加 河出書房新社
ジャンピング・ベイビー 野中柊 「新潮」2003年4月号

選考委員


筒井康隆 ツツイ・ヤスタカ

1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。1997年、パゾリーニ賞受賞。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。2002年、紫綬褒章受章。2010年、菊池寛賞受賞。他に『家族八景』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』『アホの壁』『現代語裏辞典』など著書多数。

筒井康隆ホームページ


宮本輝 ミヤモト・テル

1947(昭和22)年、兵庫県神戸市生れ。追手門学院大学文学部卒業。広告代理店勤務等を経て、1977年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。その後、結核のため二年ほどの療養生活を送るが、回復後、旺盛な執筆活動をすすめる。『道頓堀川』『錦繍』『青が散る』『流転の海』『優駿』(吉川英治文学賞)『約束の冬』(芸術選奨文部科学大臣賞)『にぎやかな天地』『骸骨ビルの庭』(司馬遼太郎賞)『水のかたち』等著書多数。2010年、紫綬褒章受章。

The Teru's Club / 宮本輝公式サイト


高樹のぶ子 タカギ・ノブコ

1946(昭和21)年、山口県生れ。東京女子大学短大卒。1984年「光抱く友よ」で芥川賞、1995(平成7)年『水脈』で女流文学賞、1999年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞、2006年『HOKKAI』で芸術選奨文部科学大臣賞、2010年「トモスイ」で川端康成文学賞をそれぞれ受賞。2009年紫綬褒章受章。他の著書に『百年の預言』『罪花』『ナポリ 魔の風』『fantasia』『マルセル』などがある。



福田和也 フクダ・カズヤ

1960年東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。同大学院修士課程修了。慶應義塾大学環境情報学部教授。1993年、新潮社刊『日本の家郷』で三島由紀夫賞を受賞。『甘美な人生』(ちくま学芸文庫)で平林たい子文学賞、『地ひらく』(文春文庫)で山本七平賞、『悪女の美食術』(講談社文庫)で講談社エッセイ賞を受賞。『人間の器量』『死ぬことを学ぶ』(新潮社)、『昭和天皇』(文藝春秋)等著書多数。



島田雅彦 シマダ・マサヒコ

1961年東京都生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。1983年、大学在学中に発表した「優しいサヨクのための嬉遊曲」が芥川賞候補となり、注目を集める。1984年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞、1992年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞、2008年『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。著書に『徒然王子』『悪貨』『英雄はそこにいる』『傾国子女』等がある。

島田雅彦オフィシャルサイト
彼岸百貨店


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