沢木耕太郎『旅する力―深夜特急ノート―』誰もが憧れ、夢見た〈深夜特急〉の旅。遂に、あの旅が、終わる――。

何十万もの熱狂的読者を持ち、バックパッカーのバイブルと呼ばれ、既に古典の風格すら備えている『深夜特急』。第三便の刊行から十六年の時を経て、遂に〈最終便〉が走り出す! 本編には書かれていない裏話や、沢木耕太郎ができるまで、ともいうべきデビュー直後の秘話など、旅に関する文章の集大成となる、初の長編エッセイ。
ISBN:978-4-10-327513-8/2008年11月28日発売/1,728円 

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あるとき、老齢になられた外国文学の研究者が、誰にでも一世一代の旅というのがあるものらしい、と語っていたことがありました。でも、その「一世一代」というのは必ずしも距離の遠さや期間の長さについて述べられたものではないはずです。どんなに遠くに、どんなに長く旅したとしても、ただの旅にすぎないということはありえるからです。もし、私がその「一世一代の旅」を翻訳すれば、「取り返しのつかない旅」ということになるような気がします。良くも悪くも取り返しがつかない。それは、もうそのような旅は二度とできない、ということを意味します。私の『深夜特急』の旅も、たぶん「取り返しのつかない旅」だったのです。(筆者談)

深夜特急 1―香港・マカオ―

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは「大小(タイスウ)」というサイコロ賭博に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪が、いま始まった。いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ!

ISBN:978-4-10-123505-9  C-CODE:0126  発売日:1994/03/30

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深夜特急 2―マレー半島・シンガポール―

香港・マカオに別れを告げ、バンコクへと飛んだものの、どこをどう歩いても、バンコクの街も人々も、なぜか自分の中に響いてこない。〈私〉は香港で感じた熱気の再現を期待しながら、鉄道でマレー半島を南下し、一路シンガポールへと向かった。途中、ペナンで娼婦の館に滞在し、女たちの屈託のない陽気さに巻き込まれたり、シンガポールの街をぶらつくうちに、〈私〉はやっと気がついた。

ISBN:978-4-10-123506-6  C-CODE:0126  発売日:1994/03/30

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深夜特急 3―インド・ネパール―

風に吹かれ、水に流され、偶然に身をゆだねる旅。そうやって〈私〉はやっとインドに辿り着いた。カルカッタでは路上で突然物乞いに足首をつかまれ、ブッダガヤでは最下層の子供たちとの共同生活を体験した。ベナレスでは街中で日々演じられる生と死のドラマを眺め続けた。そんな日々を過ごすうちに、〈私〉は自分の中の何かから、一つ、また一つと自由になっていった――。

ISBN:978-4-10-123507-3  C-CODE:0126  発売日:1994/04/28

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深夜特急 4―シルクロード―

パキスタンの長距離バスは、凄まじかった。道の真ん中を猛スピードで突っ走り、対向車と肝試しのチキン・レースを展開する。そんなクレイジー・エクスプレスで、〈私〉はシルクロードを一路西へと向かった。カブールではヒッピー宿の客引きをしたり、テヘランではなつかしい人との再会を果たしたり。前へ前へと進むことに、〈私〉は快感のようなものを覚えはじめていた――。

ISBN:978-4-10-123508-0  C-CODE:0126  発売日:1994/04/28

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深夜特急 5―トルコ・ギリシャ・地中海―

アンカラで〈私〉は一人のトルコ人女性を訪ね、東京から預かってきたものを渡すことができた。イスタンブールの街角では熊をけしかけられ、ギリシャの田舎町では路上ですれ違った男にパーティーに誘われて――。ふと気がつくと、あまたの出会いと別れを繰り返した旅もいつのまにか〔壮年期〕にさしかかり、〈私〉は、旅をいつ、どのように終えればよいのか、考えるようになっていた――。

ISBN:978-4-10-123509-7  C-CODE:0126  発売日:1994/05/30

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深夜特急 6―南ヨーロッパ・ロンドン―

イタリアからスペインへ回った〈私〉は、ポルトガルの果ての岬・サグレスで、ようやく「旅の終り」の汐どきを掴まえた。そしてパリで数週間を過ごしたあと、ロンドンに向かい、日本への電報を打ちに中央郵便局へと出かけたが――。Being on the road――ひとつの旅の終りは、新しい旅の始まりなのかもしれない。旅を愛するすべての人々に贈る、旅のバイブル全6巻、ここに完結!

ISBN:978-4-10-123510-3  C-CODE:0126  発売日:1994/05/30

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深夜特急 第一便 黄金宮殿

二十代の著者が成し遂げたユーラシアの果てまでの旅。第一便は香港・マカオ・マレーシア・シンガポール編。第二便はインド・ネパール・シルクロード編。

ISBN:978-4-10-327505-3  C-CODE:0026  発売日:1986/05/26

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深夜特急 第二便 ペルシャの風

二十代の著者が成し遂げたユーラシアの果てまでの旅。第一便は香港・マカオ・マレーシア・シンガポール編。第二便はインド・ネパール・シルクロード編。

ISBN:978-4-10-327506-0  C-CODE:0026  発売日:1986/05/26

1,620円(定価) 購入


深夜特急 第三便 飛光よ、飛光よ

二十代の著者が成し遂げたユーラシアの果てまでの旅。第一便は香港・マカオ・マレーシア・シンガポール編。第二便はインド・ネパール・シルクロード編。

ISBN:978-4-10-327507-7  C-CODE:0026  発売日:1992/10/30

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旅する力―深夜特急ノート―

何万もの熱狂的読者を持ち、バックパッカーのバイブルと呼ばれ、既に古典の風格すら備えている『深夜特急』。第三便の刊行から十六年の時を経て、遂に〈最終便〉が走り出す! 本編には書かれていない裏話や、沢木耕太郎ができるまで、ともいうべきデビュー直後の秘話など、旅に関する文章の集大成となる、初の長編エッセイ。

ISBN:978-4-10-327513-8  C-CODE:0095  発売日:2008/11/28

1,728円(定価) 在庫なし


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