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原民喜

ハラ・タミキ

著者プロフィール

(1905-1951)広島市生れ。慶応義塾大学英文科卒。中学の頃より詩作を、大学予科の頃より短編小説の創作をはじめ、1935(昭和10)年、作品集『焔』を自費出版する。疎開先の広島で原爆被災。以後、被爆後の広島の凄惨な状況に向き合いつつ数々の佳品を発表。1947年に刊行した『夏の花』は多くの読者に深い感銘を与え、水上滝太郎賞に輝いた。1951年、『心願の国』を遺し、自殺した。

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