デイヴィッド・ミッチェル

1969年イギリス・サウスポート生まれ。ケント大卒。広島で8年間英語教師を務め、帰国。デビュー長篇『GHOSTWRITTEN』（1999）がＡ・Ｓ・バイアットに激賞されるなど高い評価を受け各賞受賞。2001年、『NUMBER 9 DREAM』を刊行し、ブッカー賞の最終候補となる。2003年には文芸誌グランタのBest of Young British Novelists20のひとりに選ばれ、2004年、第3作『CLOUD ATLAS』が最有力候補としてふたたびブッカー賞最終候補に。2006年、『BLACK SWAN GREEN』を刊行、やはりブッカー賞候補となる。イタロ・カルヴィーノ、村上春樹、ジョン・バンヴィル、ウラジーミル・ナボコフの影響を受けたと語る、いまイギリス文学界で最も注目される作家。