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ルネサンスの研究書や解説書は、日本でも数多く出版されている。しかし、いくら読んでも解きほぐれることのない根本的疑問――ルネサンスとは何であったのか。「ルネサンスもの」を書き続けてきた著者が、その三十年の蓄積を一気にほとばしらせたルネサンス論の真髄がここにある。ルネサンスの本質と、それを二十一世紀に足を踏み入れたいま理解することの持つ意味を、見事に解き明かした最高の入門書。フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアと、ルネサンスが花開いた都市を順にたどりながら、旧弊を打破し創造力に満ちあふれていたあの時代を、現代の読者の眼前によみがえらせる。 |
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第2巻 ルネサンスの女たち 定価1,870円・2001年6月29日発売 権力と女、戦いと女、運命と女、そして統治と女。イザベラ・デステをはじめとする四人の美しくも個性的な女性の人生を通して、一方に創造力のはなばなしい開花を見ながらも他方に戦乱と権力闘争の渦巻くイタリアを鮮やかに描く。 | ||||||||||||
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第3巻 チェーザレ・ボルジア 定価1,870円・2001年7月27日発売 あるいは優雅なる冷酷 法王の子として十八歳で枢機卿にまで上り詰めながら、チェーザレはいとも簡単にその地位を捨て、俗世に下った。彼の野望は「イタリアの統一」。たぐいまれなる権謀術数の操り手として人々から恐れられた男の、鮮烈きわまる生涯を浮彫りにする。 | ||||||||||||
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第4巻 海の都の物語(上) 定価2,090円・2001年8月31日発売 群雄割拠、他国からの侵略も絶え間ないイタリアにあって、一千年もの長きにわたり、自由と独立を守り続けた海洋国家ヴェネツィア。地中海に名をとどろかせた高度な統治の内容と、そこに生きる人々の叡知、そしてついには衰亡へと向かう壮大なドラマを詳述する。 | ||||||||||||
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第5巻 海の都の物語(下) 定価2,200円・2001年8月31日発売 群雄割拠、他国からの侵略も絶え間ないイタリアにあって、一千年もの長きにわたり、自由と独立を守り続けた海洋国家ヴェネツィア。地中海に名をとどろかせた高度な統治の内容と、そこに生きる人々の叡知、そしてついには衰亡へと向かう壮大なドラマを詳述する。 | ||||||||||||
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第6巻 神の代理人 定価2,090円・2001年9月27日発売 「神の代理人」として、富と権力をほしいままにするローマ法王。反旗をひるがえした修道士サヴォナローラと対決する悪名高きアレッサンドロ六世、豪奢を愛し法王庁を食いつぶしたレオーネ十世など、典型的な四人の法王の姿から、宗教と人間の本質に迫る。 | ||||||||||||
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第7巻 わが友マキアヴェッリ 定価2,310円・2001年10月31日発売 現代では権謀術数の代名詞にされる男、マキアヴェッリ。しかし彼は、それほど単純な言葉で括られる人物ではなかった。フィレンツェ共和国の外交書記官として、さらには『君主論』の作者として、イタリア・ルネサンスの終焉を見届けた男の真の姿を、愛情を込めて描く。 | ||||||||||||
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