1991年9⽉25⽇は、⼩説『魔性の⼦』(新潮⽂庫)が発売された⽇です。
累計1280万部超の壮⼤な「⼗⼆国記」シリーズの、「はじまりの物語」となる作品が刊⾏されてから30年。
2021年9⽉25⽇からの⼀年間を「⼗⼆国記30周年」イヤーとして、皆様と共に楽しめる様々な記念企画をお届けいたします。
絵師・山田章博氏によるスーパーデフォルメキャラが、缶バッジになってお目見えします。
これまで、「十二国記」の全ての装画・挿絵を担当する山田章博氏が、新たなタッチで描いた「ちびキャラ(スーパーデフォルメキャラ)」が初登場します。「30周年記念ランダム缶バッジ(全10種)」、書店でしか買えない限定記念グッズです。
(※完売しました)
ファン待望の「十二国記ちびキャラLINEスタンプ」、いよいよ登場です。作中の名台詞がついた24個。
凜々しい陽子や楽俊がつぶやく一言に癒やされます。ポチッと送りたくなること間違いなし。
2019年に18年ぶりの新作長編『白銀の墟 玄の月』が発表されました。全4巻という大巨編には、実はまだ語られていないエピソードがあります。刊行記念プレゼント「一話が先に読める」キャンペーンには、多くのご応募とアクセスをいただきました。
新作「短編集」は、この「一話」を含めて刊行します。キャンペーンに応募されなかった方も、ご安心ください。
刊行予定が決まり次第、公式サイトで発表いたします。
新潮文庫の一作として発表された『魔性の子』は、その後、「十二国記」シリーズの「はじまりの物語」となり未来に繋がる————。
1991年に新潮社、1992年に講談社と、二社から刊行された作品が2012年の《完全版》で、ひとつのシリーズとなりました。その間にテレビアニメ化という新たな展開を経て、2019年には18年ぶりの新作長編の発表に至る。初版3万部で始まった一冊が、《完全版》全10点15冊の累計1280万部を超える大作となった今、改めて作品世界を振り返り、作品の概要、舞台となる国々の特徴、年表、そして物語で息づく登場人物たちを紹介。また、歳月を経て読み継がれる「十二国記」との出会いなど、作品を支える読者から寄せられた多くの「声」を収録します。