バンカ
挽歌


原田康子


初めての小説体験。生まれた街の景色を変えた一冊です。――桜木紫乃

北海道の霧の街に生いたち、ロマンにあこがれる兵藤怜子は、知り合った中年建築家桂木の落着きと、かすかな陰影に好奇心を抱く。美貌の桂木夫人と未知の青年との密会を、偶然目撃した彼女は、急速に夫妻の心の深みにふみこんでゆく。阿寒の温泉で二夜を過し、出張した彼を追って札幌に会いにゆく怜子、そして悲劇的な破局――若さのもつ脆さ、奔放さ、残酷さを見事に描いた傑作。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-111401-9
C-CODE : 0193
整理番号 : は-3-1
発売日 : 1961/12/04


724円(定価) 購入


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原田康子
ハラダ・ヤスコ

1928(昭和3)年東京生れ。生後1年で父親の赴任地である釧路に移住する。釧路市立高女を卒業し、1945年、東北海道新聞の記者となる。1951年に同僚と結婚。1955年「北海文学」で連載していた『挽歌』が「群像」編集長の目にとまり、翌年に出版されて七十万部のベストセラーとなる。『北の林』『恋人たち』『遠い森』『病める丘』『風の砦』『星の岬』『虹』等の著書がある。


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