パニックハダカノオウサマ
パニック・裸の王様


開高健

【開高健 生誕80年】甦れ、反抗期。偽善と虚無に満ちた社会を哄笑する、凄まじいパワーに溢れた名作4篇。

とつじょ大繁殖して野に街にあふれでたネズミの大群がまき起す大恐慌を描く「パニック」。打算と偽善と虚栄に満ちた社会でほとんど圧殺されかかっている幼い生命の救出を描く芥川賞受賞作「裸の王様」。ほかに「巨人と玩具」「流亡記」。工業社会において人間の自律性をすべて咬み砕きつつ進む巨大なメカニズムが内蔵する物理的エネルギーのものすごさを、恐れと驚嘆と感動とで語る。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-112801-6
C-CODE : 0193
整理番号 : か-5-1
発売日 : 1960/06/28

文学賞
第38回 芥川龍之介賞


540円(定価) [在庫なし]


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開高健
カイコウ・タケシ

(1930-1989)大阪市生れ。大阪市立大卒。1958(昭和33)年、「裸の王様」で芥川賞を受賞して以来、「日本三文オペラ」「流亡記」など、次々に話題作を発表。1960年代になってからは、しばしばヴェトナムの戦場に赴く。その経験は「輝ける闇」「夏の闇」などに色濃く影を落としている。1978年、「玉、砕ける」で川端康成賞、1981年、一連のルポルタージュ文学により菊池寛賞、1986年、自伝的長編「耳の物語」で日本文学大賞を受けるなど、受賞多数。『開高健全集』全22巻(新潮社刊)。

パニック
巨人と玩具
裸の王様
流亡記
解説 佐々木基一

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