ワタシガカタリハジメタカレハ
私が語りはじめた彼は


三浦しをん

「私」たちは何かを強く求め続けていた。それは、愛、だったのだろうか。恋愛関係、家族関係の闇を問い直す連作長編。

私は、彼の何を知っているというのか? 彼は私に何を求めていたのだろう? 大学教授・村川融をめぐる、女、男、妻、息子、娘――それぞれに闇をかかえた「私」は、何かを強く求め続けていた。だが、それは愛というようなものだったのか……。「私」は、彼の中に何を見ていたのか。迷える男女の人恋しい孤独をみつめて、恋愛関係、家族関係の危うさをあぶりだす、著者会心の連作長編。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-116755-8
C-CODE : 0193
整理番号 : み-34-5
発売日 : 2007/08/01

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三浦しをん
ミウラ・シヲン

1976(昭和51)年、東京生れ。早稲田大学第一文学部卒業。2000(平成12)年、書下ろし長篇小説『格闘する者に○』でデビュー。以後、『月魚』『秘密の花園』『私が語りはじめた彼は』などの小説を発表。『乙女なげやり』『悶絶スパイラル』『ビロウな話で恐縮です日記』『あやつられ文楽鑑賞』など、エッセイ集も注目を集める。2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。他に小説『むかしのはなし』『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『光』『神去なあなあ日常』『まほろ駅前番外地』『天国旅行』『木暮荘物語』などがある。

Boiled Eggs Online
結晶
残骸
予言
水葬
冷血
家路
解説 金原瑞人



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