サッポロガク
札幌学


岩中祥史

サッポロ人とその大好物「ジンギスカン」。出会いのきっかけは「軍服」だった!? 「ガラナ」って何? 「かんぷう会」って何の行事? 知られざる札幌と札幌人の正体とは! 観光、出張、転勤(栄転&左遷)のお供に。

美しい自然があり、ウインタースポーツが楽しめ、美味しい食べ物も味わえる北の都。だが、そこは人気の観光地でありながら、二百万人近い人々が暮らす巨大都市でもあった。この街を知るには、しがらみから離れ、合理的で自由奔放な札幌人の生態を知らなければならない。歴史、地理、行事、慣行はもちろん、観光やグルメのツボも押さえた北の都市学。真の札幌好きへ贈る充実の一冊。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-126024-2
C-CODE : 0130
整理番号 : い-54-4
ジャンル : 社会・政治・法律
社会・文化
発売日 : 2009/03/01

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岩中祥史
イワナカ・ヨシフミ

1950(昭和25)年生れ。名古屋の明和高校から東京大学文学部に入学。卒業後、出版社に勤務。現在、編集企画会社(株)エディットハウス代表取締役。「大(でゃあ)ナゴヤ人元気会」事務局長。著書に『名古屋の謎だぎゃあ(正・続)』『不思議の国の信州人』『出身県でわかる人の性格』『県民性仕事術』『日本全国都市の通信簿』『名古屋の品格』『博多学』『札幌学』などがある。

序――なぜ「札幌」に惹かれるのか?
第一章 札幌人は「なんでもあり」の人々?
香典には領収書、おせちは大晦日からの合理主義
結婚式も会費制が当たり前
五十キロ制限の道道を堂々八十キロで疾駆
金メダル獲得者数が全国一の理由
自己破産と生活保護の比率が高い
女性の喫煙率が日本一
結婚も離婚も、切り出すのはいつも女性!?
古いものを大切にしない
遊郭で街づくりが加速
だだっ広いが、わかりやすい街
時計台とフロンティアスピリット
中央による冷遇の歴史
原点は国内の植民地
札幌人の多くは北陸、東北地方がルーツ
歴史がないから「伝統」にあこがれる
第二章 札幌はおいしいものでいっぱい
いつでも、どこでもジンギスカン
高級店よりレベルの高い回転寿司も
「スープカレー」か「カレー風味のスープ」か
スイーツ王国をめざして
サッポロラーメンの今昔
フランス料理がハイレベルでしかも安い理由
「地産地消」で、食のレベルがさらに高まるかも
コーヒーが似合う街
炭酸飲料といえば「ガラナ」
ワインとウイスキーが好きな札幌人
第三章 札幌はいつもオンシーズン
春の一大イベントは、小学校の「運動会」
花が咲き乱れる春と夏
同じ国の中なのに、「サマータイム」を導入
七夕はハロウィーンとのハイブリッド?
夏はなんといってもYOSAKOIソーラン
ビールは太陽の下、星空の下で
「かんぷうかい」って、「寒風会」のこと?
北のニューウェーブ「オータムフェスト」って何?
華やかな雪まつりの陰で
サービスの極意はすすきのに学べ
雪と戦いつつも、雪を楽しむ
全国の先鞭をつけた「ホワイトイルミネーション」
札幌人が東京では風邪をひく理由
第四章 札幌は街中がリゾート
公園に「ゴルフ禁止」の看板がある理由!?
普通のゴルフもパークゴルフも、気分しだいで
山といえば藻岩山
世界で初めての技術を誇る札幌ドーム
ゴミの埋立地が一大観光スポットに
北大と札幌競馬場は兄弟?
すすきのの女性と札チョン族
“北のすすきの”北24条
一戸建てには“サンルーム”が常識?
気温は低くても、ギャンブル熱は高い
整えられた街に「場末」は成り立つか?
第五章 札幌人は、新しいものが大好き
SHINJOが大ウケした理由
名古屋メシにも飛びつく功名心
演歌はここからヒットし始める
“音楽の都”という顔
北の都にはジャズもよく似合う
イベントのことごとくが「官」主導
札幌流フィルムコミッション活動の狙い
チーム力はいま一歩でもコンサドーレが熱い
前例のないことを始めるのも女性
あとがき

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