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あたしは見た。はっきり見たのに。だけど、みんなには見えなかった――。

あかんべえ〔下〕

宮部みゆき/著

594円(税込)

本の仕様

発売日:2007/01/01

読み仮名 アカンベエ2
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-136930-3
C-CODE 0193
整理番号 み-22-20
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 594円

「ふね屋」には五人の亡者が迷っていた。あかんべえする少女、美男の若侍、婀娜っぽい姐さん、按摩のじいさん、宴席で暴れたおどろ髪の男。亡者と心を通わせていくうちに、おりんは、ふね屋の怪異が三十年前にここで起きた忌わしい事件に関っていることに気づく。幾重もの因縁の糸はほどかれ、亡者は成仏できるだろうか? ファンタジーとミステリと人情味が絶妙に溶け込んだ感動の時代長篇!

著者プロフィール

宮部みゆき ミヤベ・ミユキ

1960年、東京生れ。1987年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。1989年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。1993年『火車』で山本周五郎賞を受賞。1997年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。1999年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、2002年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞した。他の作品に『ぼんくら』『楽園』『英雄の書』『小暮写眞館』『あんじゅう』『ばんば憑き』『おまえさん』『ここはボツコニアン』『ソロモンの偽証』『桜ほうさら』『泣き童子』『ペテロの葬列』『荒神』『悲嘆の門』『希望荘』『ヨーレのクマー』『三鬼』などがある。

大極宮 (外部リンク)

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