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俳諧のカリスマは、天性のワルだった。大絶賛の画期的芭蕉論。第34回泉鏡花文学賞&第58回読売文学賞、W受賞!

  • 受賞第58回 読売文学賞
  • 受賞第34回 泉鏡花文学賞

悪党芭蕉

嵐山光三郎/著

594円(税込)

本の仕様

発売日:2008/10/01

読み仮名 アクトウバショウ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-141909-1
C-CODE 0192
整理番号 あ-18-9
ジャンル 詩歌
定価 594円
電子書籍 価格 659円
電子書籍 配信開始日 2017/05/26

ならず者と遊び人が集った蕉門、美男弟子との衆道関係、あの句にこめられた危険な秘密……いつしか神格化され「求道の人」のアイドルとなった松尾芭蕉。しかしその素顔は、芥川龍之介に「日本の生んだ三百年前の大山師」と言わしめるほど、凄腕の不良(ワル)だった! 「俳聖」を敢えて俗人と同じレベルで再考し、犯罪すれすれのところに成立した俳諧の真の凄味に迫る、画期的芭蕉論!

著者プロフィール

嵐山光三郎 アラシヤマ・コウザブロウ

1942(昭和17)年、静岡県生れ。雑誌編集者を経て、作家活動に入る。1988年、『素人庖丁記』により、講談社エッセイ賞を受賞。2000(平成12)年、『芭蕉の誘惑』(後に『芭蕉紀行』と改題)により、JTB紀行文学大賞を受賞。『悪党芭蕉』が2006年に泉鏡花文学賞を、2007年に読売文学賞を受賞した。『文人悪食』『文人暴食』『文人悪妻』『日本一周ローカル線温泉旅』『死ぬための教養』『寿司問答──江戸前の真髄』『昭和出版残侠伝』『とっておきの銀座』『美妙』など著書多数。旅と温泉を愛し、一年のうち八ヶ月は、国内外を旅行している。

目次

はじめに スキャンダル
1 「古池や……」とはなにか
2 「芭蕉」という俳号
3 「作意」を消せるか
4 魔法の目玉
5 「不易」か「流行」か
6 『猿蓑』の怪
7 超簡訳『猿蓑』歌仙
8 獄中俳人・凡兆
9 「次男」の文芸
10 閉関の説 スランプと死神
11 不良俳人・其角
12 『俳諧問答』に難点あり
13 生類憐みの句
14 死後に見よ
15 死出の旅
16 荒れる句会
17 最後の歌仙
18 夢は枯野をかけ廻る
19 蕉門分裂へ
おわりに
文庫本のあとがき

解説 村松友視

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