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キリスト教美術の至宝、絢爛たるバロック……イタリア文化3000年の底力を堪能。

イタリアの歓び―美の巡礼 中南部編―

青柳正規/著、中村好文/著、芸術新潮編集部/編

1,404円(税込)

本の仕様

発売日:2003/10/24

読み仮名 イタリアノヨロコビビノジュンレイチュウナンブヘン
シリーズ名 とんぼの本
雑誌から生まれた本 芸術新潮から生まれた本
発行形態 書籍
判型 A5判
頁数 127ページ
ISBN 978-4-10-602107-7
C-CODE 0326
ジャンル 歴史・地理、海外旅行
定価 1,404円

イタリア守護聖人の聖地アッシジ、バロックがひしめく永遠の都ローマ、画聖フランチェスカの故郷アレッツォ、地下墳墓を舞台に古代エトルリア人の謎を紐解くタルクィニア……。「美の楽園」を巡る旅に加え、名建築の潜むナポリ周辺の島々を訪ねた中村好文さんから楽しい手紙が届きました。好評既刊「北部編」に続く、第二弾!

著者プロフィール

青柳正規 アオヤギ・マサノリ

1944年満州生まれ。ギリシア・ローマ考古学者。1967年東京大学文学部美術史学科卒業。1969~1972年ローマ大学に留学、古代ローマ美術史・考古学を学ぶ。文学博士。東京大学文学部助手、筑波大学芸術学系講師を経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。日本におけるポンペイ研究の第一人者。著作は、『皇帝たちの都ローマ』『トリマルキオの饗宴』(共に中公新書)、『ポンペイの遺産』(小学館)、ジュゼッピーナ・チェルッリ・イレッリ氏との共著に『ポンペイの壁画』(岩波書店)、糸井重里氏との共著に『ポンペイに学べ』(朝日出版社)などがある。

中村好文 ナカムラ・ヨシフミ

建築家。1948年千葉県生まれ。1972年武蔵野美術大学建築学科卒業。宍道建築設計事務所勤務の後、都立品川職業訓練校木工科で学ぶ。1976年から1980年まで吉村順三設計事務所に勤務。1981年レミングハウスを設立。1987年「三谷さんの家」で第1回吉岡賞受賞。1993年「一連の住宅作品」で第18回吉田五十八賞特別賞を受賞。現在、日本大学生産工学部居住空間デザインコース教授。著作は『住宅巡礼』『住宅読本』(ともに新潮社)、『普段着の住宅術』(王国社)、柏木博氏との共著に『普請の顛末』(岩波書店)などがある。

目次

Image
アッシジ サン・フランチェスコ聖堂外観。
1253年の創建で、地下の墓室には「奇蹟の貧者」聖フランチェスコの遺体が眠る。
撮影=筒口直弘
Assisi
アッシジ
聖フランチェスコ
愛と苦行の野ゆき山ゆき物語

○異端の修道士
○神に呼ばれたチンピラ
○死に至る奇蹟
○聖女キアラ
 フランチェスコが咲かせた花
○聖者の面影をもとめて
○素朴な下堂から壮麗な上堂へ
 総本山サン・フランチェスコ聖堂の美術

Roma
ローマ
仰天バロックが跋扈する
永遠の見世物都市

○イル・ジェズ聖堂
 天井の疑似法悦
○サンティニャーツィオ聖堂
 立位置限定の“贋クーポラ”
○法王庁御用達
 ベルニーニの「水仕事」
○バロック、ここに極まれり

Tarquinia
タルクィニア
エトルリアの風に吹かれて
【解説】青柳正規[あおやぎ・まさのり ギリシア・ローマ考古学者]

○エトルリア人とは何者だったのか?
○エトルリア人にとっての神とは?
○エトルリア人の交易
○エトルリア人の死生観
Arezzo/Sansepolcro
アレッツォ/サンセポルクロ
画聖ピエロ・デッラ・フランチェスカの故郷を訪ねて

○静かなスペクタクル
 《聖十字架伝説》を仰ぐ
○アレッツォ
 ピエロ詣での坂道
○光と共に現れた
 《マグダラのマリア》
○郷里サンセポルクロ
 アトリエにしのぶ在りし日の画家
○母へ捧げた《出産の聖母》
南イタリアからの手紙
Le Lettere dall'Italia meridionale
【文+絵+写真】中村好文[なかむら・よしふみ 建築家]

1 プロチダ Procida
 五色アイスと洗濯物の島
2 ナポリ Napoli
 ナンタールマチ♪♪
3 カプリ Capri
 隠れた名建築を訪ねて
4 アルベロベッロ Alberobello
 早起きは三文の得
Image
ローマ サンティニャーツィオ聖堂の天井画《聖イグナティウス・デ・ロヨラの栄光》1691~94年 フレスコ
ぱっと見は彫刻にしか見えないが、実は、平面のカンヴァスに描かれた「だまし絵」。
撮影=筒口直弘

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担当編集者のひとこと

イタリアの歓び―美の巡礼 中南部編―

 2月に刊行した「北部編」に続く、大好評「美の楽園」を巡るとっておきの旅ガイド、第二弾! 今回も知らなかったイタリア満載でお届けします。まず、かの有名なローマで最初に紹介したいのは、サンティニャーツィオ聖堂。天井いっぱいに蠢くおびただしい数の天使や人間たちを見て、なんて精緻な彫刻と思っていたら、全て平面に描かれた絵なんですって。うーん、びっくり!

 見事な3Dイリュージョンに幻惑されながら、映画「ローマの休日」で有名になったスペイン広場へ繰り出すと、怪奇な彫刻と豊富な泉が合体した噴水をそこかしこで発見。ここはさながらバロック彫刻展示場のよう。そんなド派手なバロック世界を満喫したら、次は静かな山間の街アッシジへ。イタリアの守護聖人、聖フランチェスコの故郷であるこの地のサン・フランチェスコ聖堂に描かれた壁画「キリスト教芸術最高傑作」《聖フランチェスコ伝》は、見ているだけでも聖人の苦しみや愛が身体に突き刺さるようです。南へ下り、画聖ピエロ・デッラ・フランチェスカの作品が残るアレッツォで畢生の大壁画《聖十字架伝説》を堪能したら、ピエロが生涯を過ごした故郷サンセポルクロへ。なるほど、彼が描いた美しい空の答えは、ここにありました。さらに、名建築が潜むナポリ周辺の島々を訪れた建築家の中村好文さんから届いた4通の楽しいお手紙も必見。さぁ、イタリア文化3000年の底力を堪能する旅にでかけてみませんか。

2003/10/24

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