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「ヴァチカンを知らなければヨーロッパは理解できない」塩野七生

ヴァチカン物語

塩野七生/著、石鍋真澄/著、他

1,728円(税込)

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発売日:2011/06/24

読み仮名 ヴァチカンモノガタリ
シリーズ名 とんぼの本
雑誌から生まれた本 芸術新潮から生まれた本
発行形態 書籍
判型 B5判変型
頁数 142ページ
ISBN 978-4-10-602218-0
C-CODE 0326
ジャンル 世界史、海外旅行
定価 1,728円

ここは世界最小の国家にして、歴代教皇と天才芸術家たちが築き上げた美の殿堂、そして比類なき祈りの空間。「キリスト教とは何か」を厳しく問う塩野七生氏の語りを皮切りに、二千年に及ぶ聖地の歴史ドラマを辿る。イタリア美術の権威によるサン・ピエトロ大聖堂とヴァチカン美術館の詳細ガイド、教皇庁の秘話を明かすコラムも多数収録。

著者プロフィール

塩野七生 シオノ・ナナミ

1937年7月7日、東京に生れる。学習院大学文学部哲学科卒業後、1963年から1968年にかけて、イタリアに遊びつつ学んだ。1968年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。1982年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。1983年、菊池寛賞。1992年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくみ、一年に一作のペースで執筆。1993年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。1999年、司馬遼太郎賞。2001年、『塩野七生ルネサンス著作集』全7巻を刊行。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。2006年、「ローマ人の物語」第XV巻を刊行し、同シリーズ完結。2007年、文化功労者に選ばれる。2008-2009年に『ローマ亡き後の地中海世界』(上・下)を刊行。2011年、「十字軍物語」シリーズ全4冊が完結。2013年、『皇帝フリードリッヒ二世の生涯』(上・下)を刊行。2017年、「ギリシア人の物語」シリーズ全3巻を完結させた。

石鍋真澄 イシナベ・マスミ

美術史家。成城大学文芸学部教授。イタリア美術、主にバロック美術を研究。1949年埼玉県生れ。東北大学大学院修士課程修了。文学博士。1975-79年、フィレンツェ大学に留学。1982-83年および1988-89年にローマ、2010-11年にフィレンツェで研究。おもな著書に『ベルニー二』『聖母の都市シエナ』『サン・ピエトロが立つかぎり』『ありがとうジョット』『サン・ピエトロ大聖堂』(いずれも吉川弘文館)、『アッシジの聖堂壁画よ、よみがえれ』『ルネサンス美術館』(共に小学館)、『ピエロ・デッラ・フランチェスカ』『フィレンツェの世紀』(共に平凡社)など。

目次

毎週日曜、サン・ピエトロ大聖堂で行われるミサ。世界各国のカトリック信者たちが集う。
ヴァチカン美術館には、絵画はもちろん、古代彫刻やエジプト美術、現代キリスト教美術などあらゆる時代のあらゆる芸術作品が集められている。写真は《ベルヴェデーレのアポロン》
ピオ・クレメンティーノ美術館(ヴァチカン美術館内)
ヴァチカンで考える
談*塩野七生
波乱万丈!
ヴァチカン2000年史
文*石鍋真澄
美の聖地
サン・ピエトロ大聖堂を歩く
文*石鍋真澄
【ローマの四大バジリカ】
サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ
サンタ・マリア・マッジョーレ
サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ
至高美の饗宴
ヴァチカン美術館
[コラム・Column]文*藤崎 衛
〈1〉賢者から変人まで 教皇たちの群像 
*歴代異色教皇列伝
*悪魔と取引した? 暴れん坊教皇ボニファティウス八世
*東方の神秘 謎の司祭ヨハネと中世の教皇たち
〈2〉教皇庁の内幕、教えます
*枢機卿とは何者か?
*時には命がけの教皇選 コンクラーヴェ
*エクソシストは実在する!
〈3〉ここが気になるヴァチカンの裏話
*聖顔布ヴェロニカ伝説
*どうなってるの ヴァチカン・マネー
*精鋭ぞろい、スイス衛兵の歴史
*ヴァチカンの日常生活
ローマ、ヴァチカン市国地図
ヴァチカン年表

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担当編集者のひとこと

ヴァチカン物語

 真冬のローマで、塩野七生さんにお会いすることができました。「敬意を持って言えば、ヴァチカンは敵なのよ」と、画家ティツィアーノと名づけられた薄紅色のカクテルを、ほんの少しだけ口に含みつつ。なぜなら「ヴァチカンを知らなければ、ヨーロッパは理解できないから」と……。数十年にわたってイタリアに住み、ルネサンス、古代ローマ、そして中世の歴史に挑み続ける塩野さんのその言葉には、ぴりっと冷たいヨーロッパの空気に、切り込んでいくかのような力がありました。
 美術史家・石鍋真澄先生と歩いたサン・ピエトロ大聖堂の壮大さ。現地で解説していただいた、思いがけない見どころや聖堂の建造秘話は、本書にもしっかりと収録されています。
 新進の歴史家・藤崎衛氏による、異色の教皇や現役エクソシスト、ヴァチカン市国の日常生活など、驚きに満ちた、そして濃密なコラムにもご注目ください。
 もちろん、ヴァチカン美術館やローマの四大バジリカの詳しい紹介も収録しています。確かな手応えを感じていただける一冊と信じて。

2016/04/27

サン・ピエトロ大聖堂内に座す等身大の聖ペテロ像

サン・ピエトロ大聖堂内に座す等身大の聖ペテロ像。信者たちが触れたり接吻したりするため、その右足はすり減っている。
テヴェレ河を背に真っすぐのびるコンチリアツィオーネ通りを歩いてヴァチカン市国を目指す。

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